ペーパーキットでキハ126【その2】

2020年04月20日 20時16分10秒 | 鉄道模型/製作中-キハ126系【完成】
ペーパーキットでキハ126【その1】の続きです。

もう1両を組み立て、ビードの貼り付けが完了したところで実車写真と見比べてみたのですが、


18/05/03 米子 キハ126-1
キットでは省略されているディテールが意外と多いことに気づきました。


1位側前位を拡大。
前回記事で触れた点検蓋の他、客用扉の左横に区名札を差す枠があります。


続いて1位側後位。
客用扉の左横には要検札の枠。こちらは少し小さめです。
また、ペアを組んでいる1000番代の2位側後位の点検蓋はただの「蓋(準備工事?)」のようです(0番代も同様)。
さらに客用扉の両脇には手すりが見えますが、存在感はあるものの……既にドア枠を貼り付けた上から綺麗に再現するのは私の技量では難しそうです。


というわけで、一度貼り付けた後位側の点検蓋ですが、剥がして裏返しておきます(写真は裏返す前です)。

札差しについてはパーツを持ち合わせていなかったので、


トレジャータウンのパーツから、適当なライト枠を流用します。


微量の木工用ボンドで貼り付け。ペーパー相手なのでこれでも定着します。


後位側には小さめのパーツを使用しました。
実際には正方形に近い形ですが、雰囲気は出たと思います。

また、0・1000番代に共通して、2位側前位の屋根肩部には板状の構造物が見えます。


18/05/03 米子
写真は1010番代ですが、乗務員扉上に注目。


12/05/13 豊岡
はじめは水切りか何かだと思っていたのですが、隣に「架線注意」表記があることから、どうも保守検査用のステップのようです。


14/05/04 智頭(再掲・拡大)
よく見ると足を掛けるためにL字型になっているのが確認できます。

これもちょうど良いパーツがなかったので、


横長のサボを裏返して簡易的に再現します。


2位側前位にしかありませんから、少し目立つようになりました。

さて、車体はこれで生地完成です。
晴れの日を待って塗装したいところ。

床下はまだ何も考えていないのですが、


試しにKATOのキハ110用を入れてみると誂えたようにぴったり!
車体内側にリブを設けてやるとより確実に取り付けられるでしょう。ただ、そのままではおもしろくないので室内や床下機器は少し作り替えてみたいですね。

ペーパーキットでキハ126【その3】に続く

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