7月に向けて

2012年06月27日 23時35分27秒 | 日記
蒸し暑い日が続いていますね。
この時期は大学に行くだけでも体力を消費するので、生協で冷たいものばかり買ってしまいます。
それでも105円パックのわらびもちは大好きです。(^^)

6月も間もなく終わり。
来月1日からはいよいよ祇園祭が始まります。
大学生になって以来、一応は毎年訪れていますが、それほどじっくりとは楽しめていないような気がします。
と言うのも、

一回生:曳き初め(男と)、宵山(女子複数と)
二回生:宵山(男三人と)
三回生:アルバイト(当然男ばかり)

このように、行く日時やメンバーに恵まれていないのです。
一回生時は例外として、暑苦しい宵山に男だけで行くほど暑苦しい行為は他にありません。
そしてアルバイトは想像を絶する熱さ(敢えてこう書く)と山車の重さで祭自体を楽しむ余裕はありません。
また、例年、山鉾巡行の翌週から定期試験が始まることも大きな要因として挙げられます。

もちろん友人に誘われることは嬉しいのですが、何しろ宵山は人が多いのです。
鉾や山は人の倍以上の大きさがあるので全く見えないわけではないのですが、わざわざこの暑い時期に何故人混みをかき分けて細い道を進まなければならないのか、そして何故周りの友人たちはそれを好むのか、京都で生まれ育った人間としてはどうにも分からない時があります。
京都学の人間たるもの、祭りの雰囲気ではなく鉾や山の一つひとつをじっくりと見て回るべし。
つまり、本当に祇園祭を楽しむならば、まだ人の少ない昼間や、宵々山、宵々々山が向いているのです。

恋人と宵山に行きさえすれば学生生活は完成される、と思い込んでいた節がある。もちろんそんなのは妄想である。

――森見登美彦『宵山万華鏡』あとがき


写真は昨日の撮影分より、特急「はしだて5号・まいづる5号」。
時間に余裕があったので自転車を西へ進めていくと、嵐山まで来てしまいました。

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