北野ティーセレモニー

2011年02月25日 23時25分03秒 | 日記
今日は暖かくて、ついにPコート着用をやめました。
というわけで今期初の革ジャンですが、それでも暑いくらいの陽気でした。


今朝は10時半に起きて、自転車で久々に大学へ。
何と図書館のマルチメディアルームが廃止されていました。
噂には聞いていましたが、実際にすっからかんになった元・マルチメディアルームを見ると、何とも物悲しい気分になりました。ラウンジのようなものになるそうですが、果たして。
図書館前で友達と合流してからは、食堂で昼食でも…と思ったのですが、残念ながら閉まっていたので、購買でお弁当を買って表のベンチで食べました。

それから歩いて北野天満宮へ。
毎月25日は「天神さん」の日ですが、2月に関しては「梅花祭」があります。
京都五花街のひとつ・上七軒の芸妓さん舞妓さんたちによる野点が行われ、昨年参加したところとても楽しかったので、お茶の先生にお願いして(笑)前売券を2枚いただいたのでした。
混雑する縁日をくぐり抜けて、受付で券と引き換えにお菓子をいただいて、いざ列へ並びます。道真公も愛した梅の花に、舞妓さん芸妓さんによる俳句の短冊がくくりつけられていて、待っている間も楽しませてくれました。

30分後、いよいよ席に入ることが出来ました。
昨年と違って点前座(お点前さんの座るところ)がきちんと見える場所に座れたので、舞妓さんのお点前をじっくりと見ることが出来ました。
自分はこの間の12月がお茶会デビューだったわけですが、舞妓さんはそれ以上にたくさんの人々からの視線(カメラも)が集中するなかで、とても落ち着いたお点前を披露されました。新人とおぼしき舞妓さんもお茶のお運びなどでしっかり活躍されていました。

退席後は撮影タイム。
実はお茶をいただく人より撮影する人の方が多いのですが(汗)、自分も一眼レフの砲列に混じり、気付けば100枚以上も撮っていました。また、昨年よりも外国人観光客の姿も目立ち、京都・お茶・舞妓さん・日本文化といったものがより関心を集めていることも窺えました。そういえば、上七軒の舞妓さんの数が今年は久々に2ケタに到達したのだとか。京都の舞妓さんといえばどうしても祇園がクローズアップされがちですが、京都最古の花街として、これからも続いていってほしいものです。
そして宝物殿を拝観してから大学へ戻りました。友達も満足してくれたようで良かったです。

梅花祭を満喫してからは、また自転車に乗ってバイトへ。
火曜日からそれほど間が空いていないのに、今日はフル回転でした。
算数・数学だけの採点だったはずが、最後の方は国語や英語も担当するようになってきて、19時台がいちばん忙しかったです。
それでも1ヶ月無事にやり切ることが出来ました。採点の方は慣れてきたので、また来月も頑張ります。


写真は梅花祭の野点席の様子。
かつて秀吉が開いた「北野大茶会」に思いを馳せました。