西尾治子 のブログ Blog Haruko Nishio:ジョルジュ・サンド George Sand

日本G・サンド研究会・仏文学/女性文学/ジェンダー研究
本ブログ記事の無断転載および無断引用をお断りします。
 

「ひとはいかにして思考するのか?」

2021年03月26日 | 覚え書き

ひとはいかにして思考するのか?
―バタイユ、ブランショ、ナンシー

日時
      3月27日
場所
      ZOOM開催
プロジェクト名
間文化現象学と暴力からの人間性の回復

2021年3月27日(土)14:00-17:00

      会場     Zoom開催(登壇者のみ立命館大学よりオンライン配信)

   申込方法   要登録(※人数制限はありません。)

以下のリンク先のフォームに必要事項を入力いただき、送信してください。

https://zoom.us/webinar/register/WN_bLcevRpYQGqOZAffVJDxFQ

 

     講演者     (50音順)

伊藤 潤一郎(日本学術振興会特別研究員PD(立命館大学) / ジャン゠リュック・ナンシーを中心とするフランス哲学)

髙山 花子(東京大学東アジア藝文書院(EAA) / モーリス・ブランショ、声や歌をめぐる思想史)

横田 祐美子(立命館大学衣笠総合研究機構 / ジョルジュ・バタイユならびに現代フランス哲学)

  オーガナイザー  

山野 弘樹(東京大学大学院博士課程 / ポール・リクールの哲学)

     企画趣旨    

今回の公開哲学セミナーの統一的なテーマは、「ひとはいかにして思考するのか?」というものです。私たち人間は、寝ているときを除けば、常に何かを考えながら生活をしていると思います。「何も考えてない」と思っている人でも、起きている限り、ぼんやりと何かを考えていることでしょう。

しかし、「考える」とは、具体的に、何をどうすることなのでしょうか? 私たちはよく「ちゃんと考えなさい!」と言われますが、「思考する」とは、そもそも何をすることなのでしょうか? 一体どうすれば、人は〈考えることについて考える〉ことができるのでしょう。 

こうした「ひとはいかにして思考するのか?」という問題に関して、今回は三人の現代フランスの思想家、バタイユ、ブランショ、ナンシーの観点から考えてみたいと思います。この三人はこれまで共同体論の文脈で論じられることの多かった哲学者・思想家ですが、20世紀のフランスで、これまでの哲学を踏まえながら、それぞれ独自の仕方で、ラディカルに「思考」について考えをめぐらせ、影響を与えあってきたひとびとでもあります。現代フランス哲学をはじめとした哲学・思想に関心がある方にとってはもちろん、「考えるとは何か?」という漠然とした問いに関心を持っている方にとっても、本イベントは有意義なものになると思われます。 

 今回のイベントにおいても、講演者と一般の方々がじっくりと対話できる場を設けております。今回も、一般の方々と幅広くディスカッションをするために、講演者の方々にはなるべく平易な言葉を使ってご講演をしていただくようにお願いをしております。ですので、「哲学に興味はあるけど、詳しくは知らない」という方にこそ、積極的にディスカッションの時間で質問をしていただければ幸いです。

     参加資格・確認事項    

・参加費は無料です。

・哲学にご関心を持つすべての方たちのご参加を歓迎いたします。

 とりわけ、一般の方々のご参加をお待ちしております。

・本セミナーは、多くの方のご来場が予想されます。ですので、講演者以外の方は【 ミュート 】の設定にしていただきますよう、よろしくお願いいたします。

・質疑応答では【 Zoomのチャット機能 】をご利用いただく予定です。

 (その際に、質問の宛先をご明記ください。)

・また、なるべく多くの方にご質問をしていただくために、質問に際しては

以下の【三つのルール】を設けさせていただきます。予めご了承ください。

     - 質問は、お一人につき2つまで

     - 質問 - 応答の時間は、お一人につき5分まで

     - 複数の講演者に同一の質問をする場合、質問は1つまで》

・本セミナーは、一般の方々とのディスカッションに重きを置いております。そのため、講演者の方々にも、なるべく平易な言葉でご講演をしていただくようにお願いをしております。

 ですので、哲学をご専門とされている研究者の方が質問される場合は、シンポジウムの趣旨に則り、同じく平易な言葉で質問をしていただきますよう、よろしくお願い申し上げます。

 (一般の方々が議論に置いていかれないようにするためです。)

・なお、時間の制約上、すべてのご質問にお答えできるわけではないという点は、あらかじめご了承ください。

・質問の時間の延長は、最長で1時間程度とさせていただきます。

     プログラム    

・14:00-14:10 シンポジウムの趣旨説明・講演者の紹介

・14:10-14:40 講演1(横田)

・14:45-15:15 講演2(髙山)

・15:20-15:50 講演3(伊藤)

・16:00-17:00 講演者と参加者のディスカッション

(最大延長時間18:00まで)

     主催    

立命館大学間文化現象学研究センター・立命館大学人文科学研究所

東京大学大学院総合文化研究科・教養学部附属 共生のための国際哲学研究センター(UTCP)

http://www.ritsumei.ac.jp/research/ihhss/events/article.html/?id=52

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「ひとはいかにして思考する... | トップ |  Dictionnaire George Sand »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

覚え書き」カテゴリの最新記事