西尾治子 のブログ Blog Haruko Nishio:ジョルジュ・サンド George Sand

日本G・サンド研究会・仏文学/女性文学/ジェンダー研究
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リマインダー:第23回 日仏の翻訳者を囲んで:「石田久仁子氏を囲んで」 2024年3月12日(火)18:30~20:00 

2024年03月09日 | 覚え書き
第23回 日仏の翻訳者を囲んで>
「石田久仁子氏を囲んで」
聞き手:西尾治子(日仏女性研究学会代表)
             新行内美和(日仏女性研究学会事務局)

日時 2024年3月12日(火)18:30~20:00 
場所 日仏会館図書室(東京・恵比寿)
使用言語 日本語   参加 無料
主催 日仏会館・フランス国立日本研究所

国際女性デー記念シンポジウム2024「性と教育ー日仏比較の視点から」の10日後になりますが、このたび、日仏会館図書館にて「日仏の翻訳者を囲んで」の催しが開かれることになりました。第23回となる今回は、翻訳家でジェンダー関係の書籍を多く翻訳されている石田久仁子氏をお迎えいたします。 
石田久仁子氏は、長く日仏女性研究学会の事務局代表を努められました。フランソワーズ・エリチエ、イレーヌ・テリー、ジュヌヴィエーヴ・フレス、シモーヌ・ヴェーユ、など数多くの翻訳書を出版されていることをご存じの方もおられることと思います。
翻訳者が日々直面する様々な課題や経験、多様な視点を共有し、互いに学び合うことのできる貴重な機会です。事務局代表でいらした時代の本学会についてもお話も伺う予定です。
本会が学際的な交流とともに進化を続けるという意味でも、今回の「翻訳者を囲む会」は、その一環として、価値ある機会となることと思われます。ご多忙の折ですが、お見逃しなく、是非ご一緒に素晴らしい時を過ごしましょう。

ご存じの方も多いことと思いますが、石田久仁子氏の『シモーヌ・ヴェーユ回想録:20世紀フランス、欧州と運命をともにした女性政治家の半生』は、日経新聞の書評欄でも大きく取り上げられました。石田氏はまた、長らく日仏女性研究学会の中枢的な存在として、学会の発展のために大きな貢献をされたという経歴もおありです。数多くのジェンダー思想に関する翻訳書やフェミニストとしての活動について示唆に富む言談や秘話を拝聴できることと思います。
 2月、3月は、数多のシンポジウム、講演会、研究会が連続して開催され、皆さまお忙しいことと思いますが、貴重な機会ですので是非ご参加くださいますよう、ご案内申し上げます。

お申込み方法:図書室のメールアドレス(biblio@mfj.gr.jp) に、お名前、ご所属を明記して、件名を「日仏の翻訳者を囲んで」としてメールにてお申込みください。

連絡先:日仏会館図書室
〒150-0013 渋谷区恵比寿3-9-25 日仏会館3F
Tel : 03-5421-7643
Fax : 03-5421-7653
Mail : biblio[at]mfj.gr.jp
開室時間:火~土 13h~18h

講師:石田久仁子
<プロフィール>
翻訳家。パリ政治学院卒業。2009年から2016年まで日仏女性研究学会事務局代表。
<主要な翻訳>
ジュヌヴィエーヴ・フレス『同意 : 女性解放の思想の系譜をたどって』明石書店、2022.
シモーヌ・ヴェーユ『シモーヌ・ヴェーユ回想録:20世紀フランス、欧州と運命をともにした女性政治家の半生』パド・ウィメンズ・オフィス、2011.
イレーヌ・テリー『フランスの同性婚と親子関係:ジェンダー平等と結婚・家族の変容』明石書店、2019(共訳).
フランソワーズ・エリチエ『男性的なもの/女性的なものⅠ,Ⅱ』明石書店、2016、2017(共訳).
フランソワーズ・エリチエ『人生の塩 : 
豊かに味わい深く生きるために』明石書店、2013(共訳)等.
<主な著書>
『ジェンダークオータ:世界の女性議員はなぜ増えたのか』明石書店、2014(共著).
『フランスのワーク・ライフ・バランス:男女平等政策入門:EU、フランスから日本へ』パド・ウィメンズ・オフィス、2013(編著)等.

西尾治子氏のプロフィール
日仏女性研究学会代表。元慶應義塾大学講師。ジョルジュ・サンド研究を中心にフランス文学、女性文学、ジェンダー研究に携わる。主な著作、翻訳に、「ボーヴォワールへの現代日本の視線 :フェミニズム思想の再発見と継承」『慶応義塾大学日吉紀要. フランス語フランス文学』74, 2022,p.115-133、ジャン=ルイ・ドブレ著, ヴァレリー・ボシュネク著『フランスを目覚めさせた女性たち :フランス女はめげない!社会を変革した26人の物語』パド・ウィメンズ・オフィス, 2016(共訳著)、
Dictionnaire George Sand. Honoré Champion, 2015(共著)、『200年目のジョルジュ・サンド :解釈の最先端と受容史』新評論, 2012(共著)、『現代フランス社会を知るための62章』明石書店,2010(共著)他、論文など多数。

新行内美和氏のプロフィール
日仏女性研究学会事務局。女子美術大学ほか非常勤講師、翻訳者。専門は現代フランス語文学、とりわけ女性の表象を研究。主な翻訳書(絵本)に、デルフィーヌ・ボーヴォワ著, クレール・カンテ絵『ちいさなフェミニスト宣言:女の子らしさ、男の子らしさのその先へ』 (現代書館, 2020)他、論文など多数。 
 


 
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