オリオン村(跡地)

千葉ロッテと日本史好きの千葉県民のブログです
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2013年通信簿 41 小林敦

2013-12-12 00:38:19 | 千葉ロッテ

41 小林敦 投手 27歳 年俸1200万円

【2013年成績】 なし

昨年の夏に肩の手術をして、秋季キャンプにも不参加だった小林ですので出遅れは必至だとは思っていましたが、まさか完全休養な一年になるとは想定外でした。
ファン感謝デーではDゲートでファンを迎える姿を見かけたものの、肩の状態がどこまで戻っているのか、年齢的にも来季が完全にカド番状態でしょう。
さすがに手術から一年以上も復帰ができないともなれば来春に間に合うかどうかも微妙で、しかし夏場ぐらいには投げられるようにならなければほぼ終わりでしょうから、焦らずにじっくりと完治を優先にとはさすがに言えないのが小林の現状です。
来季があるのは昨年にリタイアをするまでの5勝という数字への期待感でしょうから、それが浦和であってもベンチに訴えるような姿を見せることが来季の必須事項です。

とにかく投げていないのですから、何とも評しようがありません。
ある意味でプロ入り直後にロッテ化をしてしまったのか、あるいはアマチュア時代の名刺が嘘っぱちだったのかは分かりませんが、140キロ台半ばのストレートをビシバシなどは見たことがなく、打たせて取るにしては変化球が逃げ腰だったルーキーイヤーの印象がその全てです。
肩を痛めたことでどういったピッチングになるのかが想像もできませんし、申し訳ないのですがさしたる期待もしていません。
ずっと続いていたロッテの小林が遂に来季で絶えてしまうのか、あるいは持ちこたえるのか、そんなところが興味な2014年の小林です。

2011年通信簿
2012年通信簿


【オリオン村査定】 1200万円 → 戦力外通告

 

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2013年通信簿 40 ディッキー・ゴンザレス

2013-12-11 00:01:31 | 千葉ロッテ

40 ディッキー・ゴンザレス 投手 35歳 年俸3600万円

【2013年成績】 4試合 0勝2敗0S 防御率8.10 13回1/3 28被安打 1被本塁打 2与四球 2与死球 8奪三振 被打率.438

安心のヤクルト→巨人ブランドでそれなりに期待をしていたゴンザレスですが、完全に期待外れに終わりました。
それにしてもここまでダメとは想定外で、春先にやれ先発だの抑えだのと話題になっていたのが虚しく、ブランド崩壊の第一人者です。
浦和ではシーズン終盤まで先発として起用をされて8勝2敗、防御率2.73でしたので故障者が相次いで先発不足な一軍に呼ばれてもおかしくはない数字でしたが、それでも呼ばれなかったのはやれ風が強いだ、暑いだなど我が儘なイメージが定着をしていたのが理由かもしれません。
それであれば早々に戦力外通告をして他の投手にチャンスを与えるべきでしたし、いろいろな意味で中途半端で迷惑な存在でしかなかったゴンザレスでした。

ストレートは130キロ台後半、変化球もさほど悪いとは思いませんでしたが、それでもここまで打たれたのであれば力不足だったのでしょう。
マウンド上での落ち着きの無さはそれがゴンザレスだったのかもしれないものの、ボールは高めに抜けがちで相手のペースにはまっての痛打という繰り返しでした。
打たせて取るタイプにしても打たれすぎで、それでも粘り強く抑えていたところでの危険球といった不運もあり、もうロッテとは縁がなかったとしか言いようがありません。
はまれば力を発揮できたのではないかとは思いつつも、年齢的にも性格的にも限界だったかなと、この手の外国人選手はもう懲り懲りです。


【オリオン村査定】 3600万円 → 戦力外通告 ※10/3に戦力外通告

 

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ゴシック IV

2013-12-10 21:17:56 | 読書録

ゴシック IV

角川書店

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ゴシックの第四弾です。
学園内にある時計塔はかつてリヴァイアサンと呼ばれた錬金術師が工房として使っていた場所で、しかし反対派に襲われたリヴァイアサンは忽然と姿を消します。
そのリヴァイアサンが残した挑戦状とも言える金色の書物を手にしたヴィクトリカがその謎を解き明かし、王国の禁断の歴史の一端を明らかにするといったストーリーです。

今回は謎解きが幾重にも絡み合って読み応えがありました。
そしてシリーズ全体の背景となるより一層の深い謎が徐々に姿を見せ始めて、それにやや怯えを見せながらも健気に振る舞うヴィクトリカです。
また久城一弥との淡い恋も一進一退、そこに級友のアブリルのいじらしさが加わって恋のさや当ての様相を呈しています。
ヨーロッパを取り巻く大戦への不気味な動き、ソヴュール王国とブロワ侯爵の暗躍、それらにヴィクトリカと一弥がどう翻弄をされていくのかが気がかりでなりません。


2013年12月10日 読破  ★★★★☆(4点)

 


2013年通信簿 39 川本良平

2013-12-10 00:29:41 | 千葉ロッテ

39 川本良平 捕手 31歳 年俸2200万円

【2013年成績】 47試合 91打数 5得点 17安打 打率.187 2二塁打 0三塁打 0本塁打 5打点 1盗塁 6四死球 25三振 得点圏打率.125

開幕直前の田中との緊急トレードは里崎が開幕に間に合わないことでの温情トレードとも言われましたが、しかし言うほどに出番がないままに移籍一年目が終わりました。
春先はかなり使われたものの交流戦あたりから江村らに取って代わられてしまい、負傷で一軍を抹消されてからは存在を忘れられたかのようになったのは意外と言えば意外です。
金澤の使われ方を見れば必ずしも伊東監督が手垢の付いた選手を敬遠しているとは思えませんので、川本としては何が悪いとされているのかが気がかりでしょう。
それでも里崎の体調不安に変わりがなく、江村や田村、そして吉田らの経験不足を補うだけの力のある川本だと思いますので、来季はそのベテランの味を発揮してもらいましょう。

ヤクルト時代の川本は名前を知っている程度でしたので、攻撃型の捕手との印象がせいぜいでした。
しかしそのバッティングは期待外れで、ぶりぶりと振り回すだけで確実性に欠いたそれはあるいは田中の方が上のようにも思います。
浦和では格違いの打撃でしたので慣れないパシフィックの投手の攻めに戸惑っていただけかもしれませんが、捕手はまずリードとは言ってもさすがに2割も届かない打率ですと川本ぐらいの年齢であれば物足りなさが爆発ですから、もう少しでも上乗せができなければ厳しすぎます。
肝心の捕手としての川本も田中ほどではないにせよキャッチングが雑と言いますか粗いと言いますか、その負傷の原因となった積極的で精一杯のプレーには好感が持てますが、投手が安心をして任せられるような感じではなかったのは慣れといったところを差し引いてもマイナス材料でしょう。
リードも手探り状態だったところはあるにせよ外寄りの消極的なところが目立ちましたし、川本でなければというアピールができなかったのが忘れられた理由なのかもしれません。
移籍二年目ともなればリーグの違いは言い訳にはなりませんので、崖っぷちとならないよう本領発揮なプレーを期待します。


【オリオン村査定】 2200万円 → 1900万円 (▼14%)

 

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大安吉日なれど動きなし

2013-12-09 20:43:13 | 千葉ロッテ

涌井との交渉がすっかりと地下に潜ってしまいました。
お互いの言い分がすれ違っているとは先日の報道でしたが、そのすり合わせに時間がかかっているのか、あるいは冷却期間を置いているのか、状況が読めません。
これで突然にソフトバンク入りとかが決まれば笑ってしまいますが、何にせよタイムリミットはそろそろではないかと思います。
西武が人的補償を求めるのであれば春季キャンプが始まるまでには片付けたいですし、プロテクトのリスト作りを考えればトレード戦線でも出遅れとなります。
次の大安吉日は15日の日曜日ですので大きな発表があるとも思えず、もっとも最初の交渉があった先月の19日は友引でしたので球団もさほど気にはしていないのでしょうが、やはりいろいろな状況を考えればそれでも今月中旬がギリギリのところではないかと、どちらに転ぶにせよそのあたりまでに白黒がつくことを願いましょう。

余談ですが、外国人選手の玉突き状況が興味深いです。
ソフトバンクが李大浩を4年18億でなんて信じがたい報道があり、そのお返しとばかりにオリックスがそのソフトバンクを戦力外となったペーニャを120万ドルとはどこか別世界の話のようで、一方でオリックスが獲得をしたヘルマンが2年2億、DeNAが獲得をしたバルディリスが2年1億5千万と聞けばどういった残留交渉をしていたのかと不思議な感じがあります。
バルディリスなどはその金額であれば因縁はあるにせよ阪神が手を出さなかったのはなぜなのか、余程にゴメスに自信があるのでしょう。
例年以上にシャッフルとなった外国人選手が来季にどういった結果を残すのか、他人事ではないだけに興味は尽きません。

 

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2013年通信簿 38 中郷大樹

2013-12-09 00:14:11 | 千葉ロッテ

38 中郷大樹 投手 29歳 年俸1890万円

【2013年成績】 37試合 2勝2敗0S 防御率3.31 35回1/3 34被安打 3被本塁打 12与四球 1与死球 31奪三振 被打率.250

昨年に続いて37試合と一軍には無くてはならない存在となった中郷は、低反発球の是正もあって数字を落としはしましたがまずまずな一年でした。
ただ腰痛で2ヶ月ほどのリタイアがあったのがチームにとっても本人にとっても痛手で、もしそれがなければ昨年以上の登板で3000万に手が届いたかもしれません。
そのあたりは昨年の無茶苦茶な使われ方などからの疲労蓄積もあったでしょうし、しかし今季は一貫して中継ぎとしての起用でしたので来季にその言い訳はもう通用しませんので、中盤を支える重要な一人としてシーズンを通して重宝がられる存在になってくれることを願います。

そのベンチの信頼を得られるかどうかは、やはり安定感を出せるかどうかでしょう。
打たれ出したら止まらないところがある中郷だけに、悪いなら悪いなりにまとめることができるかどうかが鍵になります。
ストレート、変化球ともに目を見張るようなものはありませんが一軍レベルなボールは投げていますので、かなりな経験を積んで四球で崩れることも減ってきましたし、今季の奪三振率の高さは次のステージに進むための一つのきっかけになるのではないかと思います。
服部と二人で1イニング、なんて使われ方は本意ではないでしょうが、まだまだ勝利の方程式に入るには力不足ではありますので、同点から2点ぐらいまでのビハインドで持ちこたえるところで力を発揮できる中郷、おそらくはベンチが今に期待をしているのはそんなところでしょう。
まずはそのポジションでしっかりとベンチの期待に応えて、そして少しでも重要な場面で投げさせてもらえるよう頑張ってもらいたいです。

2007年通信簿 2012年通信簿
2008年通信簿
2009年通信簿
2010年通信簿
2011年通信簿


【オリオン村査定】 1890万円 → 2700万円 (△43%)

 

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ついてる鳥取、のってる岡山 おみやげ篇

2013-12-08 13:23:19 | 独り言

 

今回のおみやげはかなり控えめです。
前回の広島で小冊子を中心に買いすぎて無意識なセーブがかかっていたというのもあるでしょうし、実際問題としてそそるようなものがあまり無かったのも正直なところです。
ここのところのおみやげはかなりシリーズ化をしてしまって嗜好が偏っているという事情もあり、お菓子を中心とした世の流れについていけていません。

そんなこんなで鳥取城跡にある仁風閣で買ったのは、お約束の小冊子とクリアファイルです。
「鳥取城跡とその周辺」は当時の絵図と現在の写真をふんだんに使って、城を中心とした城下町が紹介をされています。
また100頁を超えるボリュームの「大名 池田家のひろがり」は西日本を中心に一族一門が広がった池田氏にかかる系図、書状、屏風、肖像画などがオールカラーでこれでもかと迫ってきますので、戦国フリークとすれば見逃す手はない一品でしょう。
クリアファイルには池田氏の家紋である揚羽蝶がデザインをされており、地味ながらも存在感のある出来となっています。

岡山では宇喜多氏にかかるものを探したのですが、残念ながら見つかりませんでした。
それであればとの桃太郎は、起き上がりこぼしです。
猿犬雉を連れた陶器の人形もあったのですが、さすがに高価で手が出ませんでした。

その代わりというわけでもないのですが、桃のぬいぐるみです。
気まぐれで買っていたぬいぐるみがいつの間にかシリーズ化をされており、意識をして集めるようになってしまいました。
また岡山の名産である桃とマスカットの蝋燭があったので、好みな香りだった桃をチョイスです。

津山では津山城のDVDです。
備中櫓で上映をしていたもので40分ほどあるのですが、時間が無かったので家でじっくりと見ようとの購入です。
CGを使った映像で津山城を振り返る、なかなかの出来栄えで買って正解でした。

そして日本100名城スタンプは鳥取城、岡山城、鬼ノ城、備中松山城、津山城の5城をゲットです。
これでようやく43城を制覇で、しかしまだ半分にも足りません。
ライフワークですので簡単に達成できてしまうのもあれですから3年でここまできたのはむしろペースが速いかもしれず、今後はじっくりと攻略をしていこうと思います。
また記念スタンプは鳥取城跡が無かったのが残念でしたが、まずまずいい感じでした。
来夏は今回に断念をした山口、島根に行く予定ですので、充実なスタンプが待っていることを願います。


【2013年8月 鳥取、岡山の旅】
ついてる鳥取、のってる岡山
ついてる鳥取、のってる岡山 旅程篇
ついてる鳥取、のってる岡山 旅情篇
ついてる鳥取、のってる岡山 史跡巡り篇 鳥取の巻 鳥取城の章
ついてる鳥取、のってる岡山 史跡巡り篇 鳥取の巻 鳥取藩主池田家墓所の章
ついてる鳥取、のってる岡山 史跡巡り篇 米子、八橋、倉吉の巻
ついてる鳥取、のってる岡山 史跡巡り篇 岡山の巻 岡山藩主池田家墓所の章
ついてる鳥取、のってる岡山 史跡巡り篇 岡山の巻 岡山城の章
ついてる鳥取、のってる岡山 史跡巡り篇 総社、高梁の巻
ついてる鳥取、のってる岡山 史跡巡り篇 津山の巻
ついてる鳥取、のってる岡山 グルメ篇
ついてる鳥取、のってる岡山 スイーツ篇

 


2013年通信簿 36 川満寛弥

2013-12-08 00:00:30 | 千葉ロッテ

36 川満寛弥 投手 22歳 年俸1300万円

【2013年成績】 E 5試合 1勝1敗0S 防御率3.15 20回 16被安打 5被本塁打 7与四球 0与死球 13奪三振

大学№1左腕との前評判もあった川満でしたが、しかし一軍での登板が無いままにルーキーイヤーを終えました。
ただ浦和での登板実績を見れば確信犯的に育成の一年にしたのではないかと思える節もありますし、イースタンでの数字も悪くはなく、そしてフェニックスリーグではそのピッチングを絶賛する声が多く聞かれましたので、順調にステップアップをしてくれているのではとの期待感があります。
そんな中での秋季キャンプでの利き手の小指を骨折した影響がどの程度なのかが心配で、しかし無理をして禍根を残すようなことになられても困りますのでとにかく完治を最優先にしてもらいたく、逸る気持ちを抑えつつ来季に一軍デビューができれば万々歳ぐらいのつもりで待っています。

プロに入ってからの川満のピッチングは映像で一度だけしか見ていないのですが、学生時代のそれと変わらないオーソドックスなフォームでした。
ストレートがさほど速くはないこともあってか目標を成瀬と口にしたのがドラフトのときの川満で、しかしその力感は川満の方が上です。
ねじ伏せる、というのとはもちろん違うのですが、攻めるピッチングができるだけのボールの力はあると思いますし、その攻める気持ちもあるように感じられました。
それが7失点のうちの5被弾に繋がっているのであれば気にする必要はありませんし、また攻めての四球であれば何の問題もありません。
その大きな体と同じように先発として大きく育って欲しい川満が、成瀬や藤岡を脅かす存在になってくれることを楽しみにしています。


【オリオン村査定】 1300万円 → 1200万円 (▼8%)

 

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2013年通信簿 35 鈴木大地

2013-12-07 01:17:33 | 千葉ロッテ

35 鈴木大地 内野手 24歳 年俸1630万円

【2013年成績】 144試合 481打数 54得点 127安打 打率.264 20二塁打 11三塁打 5本塁打 50打点 2盗塁 50四死球 66三振 得点圏打率.246

次世代のホープとして期待をしている鈴木ではありますが、今季にレギュラーを獲れるとは思ってもいませんでした。
開幕から暫くは控えながらも数少ないチャンスでしっかりと結果を残して井口をファーストに追いやり、そして根元と入れ替わる形でのショートに定着は完全に想定外と言えます。
この鈴木の台頭があったからこそ井口、根元の相乗効果が出たわけで、そして唯一の全試合出場ですから今やチームには欠かせない存在です。
背番号も来季から7に変わって名実ともにチームリーダーとしての第一歩を踏み出す、そんな2014年に期待をしましょう。

そんな鈴木の心配は、やはり二年目のジンクスです。
研究をされることによるそれももちろんですが、交流戦明けぐらいまで3割をキープしていた打率がじわじわと落ちての.264ですから体力面でのプラスがどうしても必要です。
疲れはいろいろなところで狂いを生じさせますので、ショートという負荷のあるポジションに耐えられる体力作りがまず必要でしょう。
打撃では左腕を苦手にしているところは慣れの問題もあるでしょうから実のところあまり心配をしていませんし、意外にもプルヒッターなところも今は思い切りに振り切ることが第一ですので妙に広角を意識をすることで逆にズレが出てくる方が怖いので、今季の延長線上のままでよいと思います。
リーグトップの11三塁打は俊足ではない鈴木にとってはこれ以上にない勲章ですから、とにかく強くボールを叩くことを考えていけば大きく数字を落とすことはないでしょう。
課題はやはり守備で、ルーキーイヤーの石垣島では佐藤コーチとマンツーマンでスローイングの練習を繰り返していましたが、それなりに広い守備範囲ではありながらも捕ってから握り直して内野安打にしてしまうケースがままありましたし、根元との併殺が取れない二遊間という不名誉なレッテルも貼られてしまいました。
あるいはセカンドへのコンバートの可能性も無いわけではない来季ではありますが、基本はショートでしょうからもう一段も二段ものレベルアップが求められます。
それでもそういった進歩の余地が感じられるということは伸びしろがあるとの裏返しですので、気持ちが前に出る貴重な選手としてチームを引っ張っていく活躍を期待します。

2012年通信簿


【オリオン村査定】 1630万円 → 4000万円 (△145%)

 

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2013年通信簿 34 木村優太

2013-12-06 00:48:19 | 千葉ロッテ

34 木村優太 投手 28歳 年俸1030万円

【2013年成績】 E 21試合 4勝6敗0S 防御率3.69 90回1/3 89被安打 9被本塁打 31与四球 2与死球 80奪三振

改名効果も虚しく、一軍での登板が無いままに今季を終えた木村です。
目指すべきところは優しさではなく雄々しさではないかとも思うのですが、しかしそういったことはおまけでしかありません。
オープン戦までは古谷とともにかなり期待をされていましたが、気がつけば大きく差をつけられてしまいました。
年齢的にもそろそろですし、来季こそは34の負の流れを断ち切るような木村の台頭を期待します。

浦和では勝ち星にこそ恵まれませんでしたが、先発として規定投球回に達しましたのでまだ期待はされているのでしょう。
それでも一軍に呼ばれなかったのは内容がパッとしなかったからなのか、しかし例えそうであってもこれだけ投げた投手を一軍で投げさせないのはチーム編成からして問題です。
一軍を臨めないのであれば他の投手にチャンスを与えるべきですし、期待をしてのそれであれば一軍を経験させて次のステップのきっかけを与えるべきです。
これといった武器になるようなものを見つけられないままにここまできましたのでベンチとしても扱いに困っている、悩んでいるのかもしれませんが、そろそろ決断をすべきでしょう。
とにかく木村には無償の愛を注ぎ込んでいますので活躍をするところを見たいのですが、今のまま特徴を出せないままであればロッテでの出番があるようにも思えませんので、まだ少しでも魅力があるうちに次の道を示して上げるのも球団の仕事ではないかと、とにかく中途半端だけは勘弁な木村の来季であることを願います。

2009年通信簿
2010年通信簿
2011年通信簿
2012年通信簿


【オリオン村査定】 1030万円 → 900万円 (▼13%)

 

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新しい風

2013-12-06 00:03:05 | 千葉ロッテ

球団社長の交代が発表となりました。
重光ジュニアの爺である中村球団社長が2年で退任となり、来年から山室新球団社長となります。
53歳と一回り以上も若返って、しかもラガーマンらしくスポーツへの造詣も深いと報じられていますので期待をしたくもなりますが、一方でロッテのメインバンクなのかどうかは分かりませんがみずほ銀行出身の山室球団社長と総務畑の林球団運営本部長とのコンビは一昨年に噂をされた球団売却への第二幕と受け取れなくもありません。
何はともあれ球団が次のステップに進んだと思えば金満チックな今オフの楽しみも深まりますので、この社長交代がいい方向に倒れてくれればと思います。

ロッテ 西野に兆治魂背番号「29」打診 131から大ブレーク (12/5 スポーツニッポン)

支配下登録1年目で9勝を挙げてブレークしたロッテの育成出身右腕・西野勇士投手(22)が、球団から背番号「67」から「29」への変更を打診されていることが4日、分かった。
過去に「マサカリ投法」で知られる村田兆治氏(64)がつけていた特別な背番号で、未来のエース候補としての期待の表れだ。
「サンデー兆治」「サンデー晋吾」の後継者は「サンデー勇士」だ。
29番は今季まで小野が背負っていたが、今季限りで現役を引退したために空き番号となった。
球団は今季前半戦の快進撃とチームの3年ぶりのAクラス入りの立役者になった西野の活躍を高く評価。
関係者によると、シーズン終了後に「29」への変更を打診したという。
西野は育成選手として4年間の下積みの末、昨年11月に念願の支配下登録となった。
今年4月8日の楽天戦(Kスタ宮城)でプロ初先発し、7回無失点の好投。
育成出身投手では史上初の初先発初勝利という快挙を成し遂げると、先発ローテーションに定着した。
2桁勝利こそ逃したが、パ・リーグの育成出身投手では過去最多となる9勝をマーク。
本人が「もう野球人生が終わりかと思っていたのに、今季で人生が変わった」と振り返るように、この1年で主力選手の地位を確立し、最高の背番号までも手にする。
西野は今月中旬に予定されている契約更改の席で、背番号変更の申し出を受諾するとみられる。
伊東監督にとって2年目となる来季も投手陣の軸として期待されており、29番を背負った「新生・西野」の注目度が増すのは間違いない。

▽西野の背番号 新湊から08年育成ドラフト5位でロッテに入団した当時は背番号「131」。12年までの4年間背負い、2軍通算40試合に登板して2勝7敗、防御率3.17だった。昨季秋季キャンプ中の11月に支配下登録選手となり、背番号も「67」に変わった。

そしてチームの新陳代謝も急ピッチです。
ロッテでは投手陣の顔の一つである29を西野が背負うことになる、そんなニュースが飛び込んできました。
繰り返しになりますが背番号の変更は基本的に好きではありませんし、鈴木と同じくもう一年でも実績を積んでからでもよいのではないかとも思うのですが、小野もそうでしたし福浦や成瀬も一年の活躍で背番号が若くなって主力への一歩を踏み出しましたので、それを逃した感のある青野の例もありましたから、こういったものは速攻がいいのかもしれません。
球団とすればレプリカユニなどのグッズ販売のそろばん勘定もあるでしょうし、次世代のエースとして盛り立てていくという意志が感じられて嬉しくもあります。
タイプ的に村田とも小野とも違った西野ですので報道どおりに29を背負うことになれば気負うことなく、自分を高めていくことだけを考えてくれればと思います。
私事ではありますが某サークルで29を背負っていることでレプリカグラウンドコートにはその29を縫い込んでいますので、自分の西野への注目度もきっとこれまで以上になるでしょう。
とにかく来季は二年目のジンクスを乗り越えることが第一ですので、その新しい背番号とともに逞しいピッチングでチームの顔となってくれることを期待します。

 

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2013年通信簿 33 南昌輝

2013-12-05 01:08:40 | 千葉ロッテ

33 南昌輝 投手 24歳 年俸1800万円

【2013年成績】 28試合 3勝0敗0S 防御率4.02 31回1/3 30被安打 1被本塁打 29与四球 0与死球 28奪三振 被打率.263

自分とすれば、かなり期待感の薄れた南の今季でした。
昨年も数字ほどには抑えている印象はなかったのですが、今季はこの数字を見てももっと悪かったようなイメージが残っています。
開幕から大事な場面での起用が続いていましたが形になっていたのは一ヶ月ほどで、交流戦あたりから怪しくなって、投手陣として一番に苦しい盛夏に夏休みとなってしまいました。
終わってみれば何だかんだ言って昨年よりも登板数が多かったことでの昇給ですが、本音ベースで言えば現状維持がせいぜいの評価です。
来季は4年目で今後を考えれば大きな別れ道の前に立つシーズンとなりますので、ピリッとしたピッチングを見せてくれることを願います。

肩の故障が完全に癒えていないのか、期待をしたストレートのスピードは戻らないままです。
かつてのMAX151キロなどは無理だと承知をしていますが、せめて140キロ台前半をコンスタントに投げられるようにならなければかなり厳しいでしょう。
コントロールの劣化も著しく、イニングとほぼ同じだけの四球は勝ちパターンの試合で使うには怖すぎますし、とにかくボール先行で見ていて落ち着きません。
これでは守っている野手もリズムに乗れないでしょうし、競っている展開では使いにくい投手になってしまいました。
もう来季に向けては手遅れですが、もし肩に少しでも不安が残っているのでしたらメスを入れて完治を目指すことを考えてもらいたい、それぐらいに今の南には魅力がありません。
ストレートが走らず、コントロールもままならなければ武器であるカーブもフォークも宝の持ち腐れですので、来季はしっとりと見守りたいと思います。

2011年通信簿
2012年通信簿


【オリオン村査定】 1800万円 → 1980万円 (△10%)

 

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涌井はどうする

2013-12-05 00:46:41 | 千葉ロッテ

時間がかかっているな、と思っていたら、どうやら涌井のFA移籍交渉が難航をしているようです。
タブロイド紙が面白おかしく報道をするぐらいであれば信憑性は低いものの、サンスポが伊東監督のコメント付きで報じましたので実際にそうなっているのでしょう。
涌井とすれば条件闘争をするのは当たり前のことですし、ロッテとしてもその希望を鵜呑みにはしないでしょうから、報道どおりにもう少し時間がかかるのかもしれません。
面倒なことになりつつあるようですが、仕方がないのでまったりと待つことにします。

ロッテ、涌井と交渉難航…伊東監督「お互いの言い分にずれ」 (12/4 サンケイスポーツ)

西武からFA宣言した涌井の入団がなかなか決まらず、ロッテ・伊東監督は3日、「代理人が入って難航している。お互いの言い分にずれがある。誠意は見せているし、来てほしい」と話した。
11月19日に交渉した後は水面下で接触を続けており、林球団本部長は「楽観はしていないが、心配もしていない。もう少し時間がかかる」と説明した。

どうやら交渉は代理人が入って行っているようですが、その代理人からすれば少しでも良い条件を引き出すのが仕事ですので粘っているのでしょう。
一方でロッテからすれば費用対効果を考えれば2年4億4千万からの引き上げは好むところではないでしょうから、折り合わないのも分からないでもありません。
あるいは年俸よりも契約年数が鍵となっているのかもしれず、FA宣言をしたわけですから次までの4年間の身分保障を求めているのではないかとも思えます。
そのあたりも今江ですら2年契約というロッテのスタンスからすれば厳しいでしょうから落としどころの模索中といったところではないかと、まさに腹の探り合いです。
ただ西武ファンは期待をしているようですが単年減俸での残留は考えづらく、あるとすればソフトバンクあたりからの声掛かりを待っているのかもしれません。
そうなれば涌井の言葉とは裏腹に年を越しても不思議ではなく、しかし年内に決着をしないのであれば撤退でよいと思います。
球団が資金投下を決断してくれたことは嬉しいですし、涌井が入団をしてくれれば助かるのですが、人的補償のスケジュールを考えれば年を越すことで来季への出遅れとなるリスクが生じますので、それであれば同じ資金を外国人選手に回した方がスッキリとします。
涌井がどういった条件を代理人に出しているかは分かりませんが、破談ともなればイメージ的なダメージを被るのはロッテよりも涌井でしょう。
どちらに転ぶにせよそろそろ自らが声を上げた方がよいのではないかと、今回の記事がきっかけで拙いと感じた涌井が動くに座布団10枚です。

 

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よちよち鴎の巣立ち

2013-12-04 01:37:44 | 千葉ロッテ

今日に新入団選手発表会がありました。
うかつなことに抽選申し込みを忘れていたのでナマで選手に接することはできませんでしたが、例年どおりの発表会で盛り上がったようです。
社会人、大学生が多く即戦力が期待をされるルーキーたちですが、プロの世界ではまだよちよち鴎に過ぎません。
その巣立ちにファンの熱烈な声援があったことは選手たちには喜びでしょうから、その声援を今度はQVCマリンでもらえるよう頑張ってもらいたいです。

ドラ1石川「強気に攻める」 ロッテが新入団発表 (12/3 スポーツニッポン)

ロッテは3日、東京都新宿区のロッテ本社で育成選手を含む新人7選手の入団発表を行い、ドラフト1位の東京ガスの石川歩投手は「持ち味は強気に攻めていく投球。そこを伊東監督にしっかりアピールしていきたい」と抱負を述べた。

新入団選手は次の通り。
【ドラフト】
▽1位 石川歩投手(25)=東京ガス、186センチ、75キロ、右投げ右打ち、背番号12
▽2位 吉田裕太捕手(22)=立正大、183センチ、94キロ、右投げ右打ち、24
▽3位 三木亮内野手(22)=上武大、175センチ、78キロ、右投げ右打ち、37
▽4位 吉原正平投手(24)=日本生命、174センチ、75キロ、右投げ右打ち、40
▽5位 井上晴哉内野手(24)=日本生命、180センチ、110キロ、右投げ右打ち、44
▽6位 二木康太投手(18)=鹿児島情報高、188センチ、74キロ、右投げ右打ち、64
【育成】
▽1位 肘井竜蔵捕手(18)=兵庫・北条高、182センチ、84キロ、右投げ左打ち、122

日本生命コンビが“舌”好調 (12/3 日刊スポーツ)

日本生命コンビはやっぱりおもしろかった。
ロッテのファン公開新入団選手披露会が3日、千葉市内のイベント会場で行われた。
11月の契約会見でも笑いが絶えなかったドラフト4位、日本生命・吉原正平投手(24=東農大)と、同5位の日本生命・井上晴哉内野手(24=中大)はこの日も“舌”好調。
妻子持ちルーキーの吉原は、契約金の使い道について「僕は目が細いので、プチ整形しようと父親に相談したら、プチじゃ済まないなと言われました」と自虐ネタをかました。
体重110キロ超えの井上は、ファン約700人の前でいきなり「日本生命のアジャ・コング、本名は井上です」と名前より先に愛称で自己紹介。
「皆さんの力をお借りし、期待に応える1発をQVCマリンフィールドでぶっ放したいと思います。自慢のパワーでホームランを量産しますので、皆さん、ぜひ球場で応援しましょう」と選挙活動のような演説で笑いを取った。

背番号はこんな感じかな、とは思いましたが、吉田の24はさすがにえぐいように思います。
同じ捕手の小池が背負っていたものが剥奪をされての直後ですから、小池は悔しいでしょうし、吉田もあまり気持ちのいいものではないでしょう。
肩を並べて練習をすることもあるでしょうし、吉田は35でよかったように思います。
また伊東監督に「20勝を目指すと言え」とけしかけられたらしい石川は、しかし控えめに「背番号の12勝を」と宣言をしたようです。
先発でそれだけ勝ってくれればドラフトは大成功ですので、その言葉どおりの攻めるピッチングを見せてもらいましょう。
そして井上だけではなく吉原までもが日本生命コンビとして舌部門では頭一つ抜けたようで、プロですからこういったアピールはよいことだと思います。
ただ色ものだけで終わってもらっては困りますので、開幕一軍を目指してしっかりと体を作って春季キャンプに参加をしてくれることを願います。
その春季キャンプまであと2ヶ月、鬼が笑うブログに休みはありませんのでよろしくお付き合いをください。

 

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ゴシック III

2013-12-03 20:51:36 | 読書録

ゴシック III

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半年ぶりのゴシックです。
日本にいる姉に頼まれての買い物をするために都会まで出てきた久城一弥が、少女がデパートで忽然と消える謎に挑むといったストーリーです。
今回はヴィクトリカが生まれて初めての風邪をひいて熱を出したために、これまでのように二人で連れだっての謎解きではありません。
しかしそこは知恵の泉のヴィクトリカ、一弥から電話で聞いた情報だけであっさりと解決をしてしまいます。
そのぐらいにミステリー、という点では、かなり物足りない感じのする第三弾でした。

むしろメインは一弥とヴィクトリカの、その幼い恋愛ストーリーに置かれているように思います。
どこか微笑ましい、そしていじらしいヴィクトリカと、そういった気持ちに鈍感な一弥ですので、ある意味で定番と言えば定番です。
そしてヴィクトリカの謎にかかる新たな登場人物も出てきましたし、シリーズの中での次に向かうための整理の一冊と割り切ればいいのかもしれません。
ブロワ警部やブロワ侯爵家にかかる伏線も蒔かれ始めましたし、さあこれからです。


2013年12月3日 読破  ★★★☆☆(3点)

 

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