33 南昌輝 投手 23歳 年俸1350万円
【2012年成績】 26試合 1勝0敗0S 防御率0.36 25回 19被安打 0被本塁打 15与四球 1与死球 22奪三振 被打率.216
数字を見てみるとこんなにも抑えていたんだ、と驚いてしまう南昌です。
プロ初登板から18試合連続無失点ですから当たり前の数字と言ってしまえばそれまでなのですが、正直なところそれほどの印象はありません。
それもこれも走者を出さずに抑えきったのが僅か5試合でしかなく、常に走者を背負いながらも無失点で切り抜けるピッチングが大半だったからだと思います。
もちろんその防御率からすれば来季は勝利の方程式の中心に期待をしてもよい南昌なのですが、かつての藪田のようになぜ抑えられるのかが分からないといった不思議なピッチングが持つのかどうか、やや懐疑的なのが今の自分の見方です。
昨年は故障で一年を棒に振りましたので、今季に期するところは大きかったはずです。
しかしやはり出遅れて一軍に呼ばれたのは8月に入ってからですので、南昌からすればギリギリのところでの昇格だったでしょう。
それでもここからの26試合ですからベンチの期待は高かったのでしょうし、見ているこちらがハラハラするぐらいの使われぶりでした。
9月の半ば頃には疲れからか右肘の位置がかなり下がっていましたので、何とか今季を乗り切れてホッとしています。
プロ初勝利も手にしましたし、来季に向けて大きな手応えを感じているでしょう。
ただどうにも何が良いのかが分からず、今ひとつ信じられない自分がいます。
アマチュア時代のMAX151キロは置いておくとしてもストレートは130キロ台後半が中心で、しかしそれでも空振りは取れていましたのでキレはあるのでしょう。
そうなると唐川タイプなのかと思えばそうでもなく、25回で16与四死球ですから被打率が低くとも常に走者を背負う理由はここにあります。
高めに浮くことが少ないのと球質が重いのか詰まったような打球が多いのが特徴で、それが結果的に失点に繋がらないピッチングとなっています。
これが南昌の投球術だと言われれば素晴らしいのですが果たしてそうなのか、思うようにカーブが決まらなかったことからしても少なくとも立正大の南昌ではありませんでした。
肩の状態が戻ってくればスピードも出るでしょうし、そうなることでピッチングが変わるかもしれず、いずれにせよ期待はしているものの評価は保留としておきます。
【オリオン村査定】 1350万円 → 1800万円 (△33%)
ロッテな投手ではなくロッテの投手となることを願って、これからの活躍に期待です!
でも、勝ちパターンに使ってもらえて、本人も多少は手ごたえはつかんだかと思います。
落ちるボールがいいんですかね、しかし、今のスピードでは、2年続けて通用するとは思えません。
スピードとキレのアップでの更なる活躍、期待します。
なければ、自責点0だったのが、妙に残念です。
二軍から上がってきて
勝利の方程式に入ったのは立派です。
これがフロッグでなかったことを
来季は証明して欲しいです。
角中、根元、南・・
来季に期待です。
さて。立正大学時代の南昌のパワー型投手のイメージとは確かにズレた姿でのデビュー年になりましたが、故障明けですから割り引いて考えますが、来期以降先発を志向させるのか中継ぎで行くのが良いのかは自分も判断つきかねていますが、肩が許すなら右の剛腕タイプの先発を目指して欲しいです。
私は「なんしょう」と呼んでいたのですが、「みなみ」と呼ぶことにします。
その南ですが、いかにも肩を壊しましたというピッチングフォームです。
一時期、肩を壊した内が担ぎ投げをしていましたが、同じ投げ方です。
医者が指導するんですかね?
それとも当人の意志で担ぎ投げになるのか?
肩に負担が少ないのでしょうか?
反動を利用せず、筋力で投げているように素人目には見えるんですよね。
ただ大学時代のインタビューで自分は速球で押していくタイプではなく、テクニックで打ち取るタイプで、本格派という記事を見ると違和感を感じるという趣旨のコメントを残しています。
肩を壊した後のコメントだったので、幾分弱気だったかもしれませんが、
本人は技巧派のつもりなのかもしれません。
斎藤投手コーチがどちらの方向性に導くのか、興味があります。
南の下半身はハンパなく、がっしりとしていましたが、走り込みをしないと維持できるものではありません。
今の首脳陣は南にとっても追い風になるはずです。
下半身の大きさが好印象。
やっぱ投手はケツだな、と。
担ぎ投げの不安はありますが、たまたま今出所が見辛いのか三振が取れるのは大きな魅力です。
四球の多さからよく一失点で済んだなと思いますが、細かい注文より大きく育てて欲しいです。
来季は故障しないで一軍定着を。
まだまだ計算は立ちませんが、投手コーチの手腕が試されるであろう選手だと思います。
やっと一軍にこれたからどんどん投げたいというようなことを話していました
リハビリで1年を棒をふったから投げるのが嬉しくてしょうがないといった感じがして好感をもてましたが
後半だけでこの登板数は故障明けだけに心配になりました
常時140キロ台のストレートとスライダーやツーシームのコンビネーションはマリンでは貴重な本格派だけに
楽しみですが勢いだけで酷使に耐えた印象があります
まずは1年間持続出来る体力作りからでしょうが
故障に注意しながらじっくりと取り組んでもらいたいです
ちょっと投げさせすぎかと思いましたが、肩肘に異常が無いなら来期に期待が持てますね。
南昌を二軍に置いておけるような余裕が来季にあるとも思えませんが、仰せのように中継ぎでフル回転というのには不安があります。
そもそもが先発として獲ったはずですから、そこを目指すのがよいようにも思います。
故障さえなければ入札であっても不思議ではなかった南昌ですので、三年目にその片鱗でも見せてくれればと。
>タンマさん
自らがホームに帰した率、という数字も欲しいですね、そうなると。
走者を残して降板をした投手の参考にはなりませんが、そういった場面でマウンドに登った投手の粘り度の指標にはなりそうです。
140キロ台後半とは言いいませんが常時140キロ台を投げられるぐらいまで戻ってくれば頼りになるのですが、さてどうなるかに注目します。
>hikariさん
かなり重宝されていましたから、ベンチの信頼度は高かったと思います。
もう一つピリッとしない感じで、自分としては・・・でしたが。
もちろんそれでも実質一年目でこれだけの活躍は素晴らしく、何となく抑えているのも実力のうちでしょう。
藪田もそこから一流になりましたので、南昌も続いてくれればと。
>くろべえさん
立正大の南昌を知っているだけに、ハードルが高いのかもしれません。
それでも年俸では報いていますし(笑)、頑張ってくれたと思います。
タイプ的には先発だと思っていますので、剛球に戻ってくれればと願っています。
>パンテーラさん
いえ、程度の差はあれ、立正大のときから担ぎ投げです。
だからこそ自分が好きなタイプではなく、故障をした選手を嫌う傾向が強いロッテだけに指名には驚きました。
仰せのようにストレートにスピードがありながらもそのストレートで三振を狙うタイプではなく、むしろカーブなどでタイミングを外して打ち取ることを得意としていました。
その点では大谷に似ているかもしれません。
だからと言ってストレートが遅くても何とかなるわけではないのは大谷のルーキーイヤーが証明をしてしまいましたので、南昌にも肩と相談をしながらスピードを取り戻していってもらいたいです。
>ロッチさん
ですね、細かなことは言わずに大きく育てたいです。
そういう意味では中継ぎよりも先発の方がいいかもしれません。
と言いますか、先発で育って欲しいです。
このあたりの投手をどう育てるのか、伊東ロッテの腕の見せどころでしょう。
>大阪マリンさん
昨年に実戦から遠ざかっていましたから、投げたくて仕方がなかったのでしょう。
しかしそれをセーブするのがベンチの仕事ですので、仰せのようにハラハラしていました。
自分としてはとっくに不信任案を提出していましたから、来季の戦力を壊してくれるなと。
何とか無事に乗り切ってくれたように見えますので、来季はもう一段も二段も上のピッチングを見せてもらいたいです。
>NTさん
ですね、何でこれで打たれるんだよ、よりはよいです。
この秋季キャンプではあまり目立って名前が聞かれるような感じではなかったようなのが気になりますが、植松や藤谷らと一軍を競い合ってレベルアップをしてくれればと。
なんとなく打たれる…よりは、なんとなく抑える。。。素晴らしい才能ですね。
是非このまま、なんとなく結果的に抑えるピッチャーでいてほしいですね。