41 小林敦 投手 26歳 年俸1500万円
【2012年成績】 E 9試合 5勝1敗0S 防御率4.36 33回 40被安打 0被本塁打 13与四球 0与死球 21奪三振
年齢が年齢だけにベンチに印象づけるピッチングをしなければならなかった小林ですが、一軍は未登板の2年目となってしまいました。
夏に右肩の手術をするなど踏んだり蹴ったりで、その右肩関節鏡視下鍵板修復手術なるものがどういったものかはよく分かりませんが、秋季キャンプにも不参加でしたので新体制となる来季に大きく出遅れたことは確実ですから、これはもう完全にカド番状態でしょう。
焦らせても仕方がありませんが復帰まで一年以上もかかれば他球団であれば育成枠契約となっても不思議ではなく、しかしその制度から手を引きつつあるロッテですので完治の目処が立たない、あるいは140キロ台のストレートを取り戻せないことが分かれば厳しい現実に直面をする来季になるかもしれません。
浦和では5勝ながらも被安打と防御率を見れば抑えていたとは言い難く、そしてスピードを失いながらも課題のコントロールはままならなかったようですので、肩の異変を抱えてのものであってもベンチに使いたい、と思わせるようなピッチングはできていなかったのでしょう。
こういったタイプの投手は最初が肝心だとは勝手な判断基準ですが、ここから持ち直すのは相当に大変だと思います。
幸か不幸かベンチの入れ替えによってゼロからのスタートになったことが小林にとって吉凶のどちらに出るのか、故障で出遅れてアピールのチャンスを失ったことは致命的かもしれず、余程に目立つピッチングができなければ苦しい立場に追い込まれそうです。
そうなればやはり社会人のときに評価をされていたストレートで押すしかなく、とにもかくにもまずはそのストレートが投げられるところまで戻すことが第一でしょう。
果たして戻るのか、についてはかなりの不安がありますが、夏の終わりぐらいにでも万全な状態で悔いを残さない小林であってくれることを願っています。
【オリオン村査定】 1500万円 → 1200万円 (▼20%)
ランナーを背負ったとき投げ急ぐ傾向があり連打され印象を悪くしていますが力量はあると思います。夏の苦しい時期に一軍マウンドに戻ってきてくれればと思う。
全体的にまとまっている印象ですが、同時に特長が見えづらいピッチャーなのかなと思います。スピード、球威もそれなりにありそうですが、びっくりするほどでもなく、コントロールもストライクを取るのに四苦八苦というレベルではありませんが、アバウトと言いますか、ちょっとずつ甘めのところへすーっと行ってしまう傾向がある様に見えました。変化球も悪くないが、絶対的なウイニングショットも無い様な?
まあ、大谷なんかも、1年目はあまりぱっとしませんでしたが、着実にレベルアップしてくれました。怪我さえしっかり治せば、まだまだ盛り返せるものと思いたいです。
子供の運動会で気持ちは若い時で身体が中年のお父さんが思いきり走ろうとして転ぶという感じになりますから。
ストレートが良いと言われていましたので、それが復活すると良いと思いますけど。
ケガが原因で沈んでいく選手はたくさんいますので、年齢的な物も考慮するとおっしゃるとおりいきなり今年がキーポイントになりそうですね。新しい首脳陣の評価も気になりますし。
念願だったプロになれたことに満足せず、何とか這い上がってきて欲しい投手の一人です。
リハビリをきちんとすれば、多少イメージ変わっても復活できると思います。
金本や浅尾も同箇所痛めてました。
割と無自覚な選手が多いようで怖い怪我ですね。
来季下でも投げられないなら育成も視野に入るかもしれません。
ともかく活きた球が投げられるような来季を祈ります。
小さくまとまって可もなく不可もない、ソツの無さはありそうです。
ただプロ野球というところは、
一芸に秀でている個性的な人が生き残る世界ですから、
全てが平均レベルだと、逆に起用が難しいですね。
小宮山のように制球力を高めて生き残る道しか残ってない気がします。
怪我してから球威を増した投手も元広島の津田、元読売の宮本、ロッテの内と全くいないわけではないので期待もしています。
銀行員の持つクレバーさを活かして頑張って欲しいです。
確かに仰せのように投げ急ぎのイメージがあります。
そこは社会人出身であってもルーキーですので仕方のないところではありましたが、そこからの成長ぶりを確認できなかったのが残念です。
まずは完治が優先、ですね。
>在外Mファンさん
ストレートがそれでも特徴だったはずなのですが、あっさりとその看板を下ろした感があります。
そのスタイルを取り戻すのか、取り戻せるのか、仰せのように大谷もルーキーイヤーでガッカリとしたところから持ち直しましたので、小林にも期待をしたいです。
>寿限無さん
凄く分かる表現です(笑)
最近は残り時間が分かる信号が増えたので赤になる前に渡ろうと走ることがままあるのですが、頭で考えるほどに足がついてきません・・・
小林も肩の状態と上手く付き合っていけるのか、かなり心配になってきました。
周りがどうこう言ってもこればっかりは本人の気持ちの問題ですので、なかなかに難しい問題です。
>宮崎オリオンズさん
かなり早い段階で離脱をしましたので、あるいは春季キャンプぐらいから本人は自覚があったのかもしれません。
何かの代表に選ばれたものの、あっさりと辞退でしたし。
投手の肩肘ってやっかいですね、内のようにあまり変わらずに戻ってこれるケースもありますが、小林はどうなるかが心配です。
>ロッチさん
斎藤和巳と同じとなると、むしろ厳しいと感じてしまいます。
いまだに復帰できていませんし、浅尾も輝きが鈍り始めているような。
他の方も指摘をされているように、今の自分と正面から向かい合えるかどうかがポイントになるように思います。
>パンテーラさん
小宮山レベルの制球力はハードルが高すぎますので、やはり本来のストレートを取り戻してくれるのが一番です。
肩をやられたとなると厳しいところがあるでしょうが、仰せのように内のような例もありますから、とにかく方向性を間違えないよう願います。
あの頃から違和感があったんですかね
浦和優勝の際、全員集合の写真撮影で、選手が小林のユニフォーム掲げてたのが印象的でした
その光原は戦力外通告となりましたから、このままでは小林も来季で終わりかもしれません。
何とか這い上がって欲しいのですが・・・
浦和の優勝の際に小林のユニフォームを掲げていたとは心温まる話ですので、そのチームメイトの声に応える来季となってくれればと思います。