球団社長の交代が発表となりました。
重光ジュニアの爺である中村球団社長が2年で退任となり、来年から山室新球団社長となります。
53歳と一回り以上も若返って、しかもラガーマンらしくスポーツへの造詣も深いと報じられていますので期待をしたくもなりますが、一方でロッテのメインバンクなのかどうかは分かりませんがみずほ銀行出身の山室球団社長と総務畑の林球団運営本部長とのコンビは一昨年に噂をされた球団売却への第二幕と受け取れなくもありません。
何はともあれ球団が次のステップに進んだと思えば金満チックな今オフの楽しみも深まりますので、この社長交代がいい方向に倒れてくれればと思います。
ロッテ 西野に兆治魂背番号「29」打診 131から大ブレーク (12/5 スポーツニッポン)
支配下登録1年目で9勝を挙げてブレークしたロッテの育成出身右腕・西野勇士投手(22)が、球団から背番号「67」から「29」への変更を打診されていることが4日、分かった。
過去に「マサカリ投法」で知られる村田兆治氏(64)がつけていた特別な背番号で、未来のエース候補としての期待の表れだ。
「サンデー兆治」「サンデー晋吾」の後継者は「サンデー勇士」だ。
29番は今季まで小野が背負っていたが、今季限りで現役を引退したために空き番号となった。
球団は今季前半戦の快進撃とチームの3年ぶりのAクラス入りの立役者になった西野の活躍を高く評価。
関係者によると、シーズン終了後に「29」への変更を打診したという。
西野は育成選手として4年間の下積みの末、昨年11月に念願の支配下登録となった。
今年4月8日の楽天戦(Kスタ宮城)でプロ初先発し、7回無失点の好投。
育成出身投手では史上初の初先発初勝利という快挙を成し遂げると、先発ローテーションに定着した。
2桁勝利こそ逃したが、パ・リーグの育成出身投手では過去最多となる9勝をマーク。
本人が「もう野球人生が終わりかと思っていたのに、今季で人生が変わった」と振り返るように、この1年で主力選手の地位を確立し、最高の背番号までも手にする。
西野は今月中旬に予定されている契約更改の席で、背番号変更の申し出を受諾するとみられる。
伊東監督にとって2年目となる来季も投手陣の軸として期待されており、29番を背負った「新生・西野」の注目度が増すのは間違いない。
▽西野の背番号 新湊から08年育成ドラフト5位でロッテに入団した当時は背番号「131」。12年までの4年間背負い、2軍通算40試合に登板して2勝7敗、防御率3.17だった。昨季秋季キャンプ中の11月に支配下登録選手となり、背番号も「67」に変わった。
そしてチームの新陳代謝も急ピッチです。
ロッテでは投手陣の顔の一つである29を西野が背負うことになる、そんなニュースが飛び込んできました。
繰り返しになりますが背番号の変更は基本的に好きではありませんし、鈴木と同じくもう一年でも実績を積んでからでもよいのではないかとも思うのですが、小野もそうでしたし福浦や成瀬も一年の活躍で背番号が若くなって主力への一歩を踏み出しましたので、それを逃した感のある青野の例もありましたから、こういったものは速攻がいいのかもしれません。
球団とすればレプリカユニなどのグッズ販売のそろばん勘定もあるでしょうし、次世代のエースとして盛り立てていくという意志が感じられて嬉しくもあります。
タイプ的に村田とも小野とも違った西野ですので報道どおりに29を背負うことになれば気負うことなく、自分を高めていくことだけを考えてくれればと思います。
私事ではありますが某サークルで29を背負っていることでレプリカグラウンドコートにはその29を縫い込んでいますので、自分の西野への注目度もきっとこれまで以上になるでしょう。
とにかく来季は二年目のジンクスを乗り越えることが第一ですので、その新しい背番号とともに逞しいピッチングでチームの顔となってくれることを期待します。