35 鈴木大地 内野手 23歳 年俸1300万円
【2012年成績】 62試合 135打数 16得点 37安打 打率.274 5二塁打 1三塁打 0本塁打 11打点 0盗塁 14四死球 23三振 得点圏打率.250
華々しいスタートを切った同期を横目に出遅れた感のあった鈴木でしたが、交流戦で一軍に昇格をするとそのまま定着をしての62試合の出場ですので立派なものですし、自分からすればここまでやってくれるとは思ってもいませんでしたので嬉しい誤算でもあります。
一躍レギュラーを狙えるポジションに手が届くところまできた鈴木が来季にどういった活躍を見せてくれるのか、期待をしているファンは多いと思います。
その期待に応えて飛躍をするのか、あるいは二年目のジンクスに足を取られてしまうのか、チームにとっても世代交代の旗手になれる存在である鈴木に望むところは大きいでしょうから、井口や根元、あるいは今江の牙城を崩すべく是非とも前者であってもらいましょう。
アマチュア時代はやや上体の力に任せたバッティングの傾向があっただけに、これだけ打てるとは思ってもいませんでした。
浦和でも開幕から打ちまくって.313ですから6月の昇格が遅かったぐらいで、一軍でも8月半ばまでは3割をキープしていましたし、その後は2割5分を切るところまで落ちながらも盛り返して最終的には.274ですので一つの山は越えたと言ってよいでしょう。
上体に力の入ったスイングは相変わらずながらも上下のバランスが取れるようになったのか、軸がしっかりとしたことで変化球にも翻弄をされずについていけるようになりました。
かなりプルヒッターな感じがありますが流し打ちの技術も持ち合わせていますから、左腕を苦にしないのも大きいです。
それこそ昨年の入団であればショートのレギュラーを獲ったのではないかと思えるぐらいで、このまま順調に打撃を向上させていってもらいたいです。
守備は石垣島でかなりスローイングの指導を受けていましたが、全体的にはやや固さが見られます。
守備範囲やフットワークは標準的だと思いますが、ややぎこちなく見えるのはちょっと腰高だからかもしれません。
それでも一塁への送球には力強さがありますので大きな武器になりますし、器用さは感じられませんが内野であればどこでも無難にこなしてくれそうです。
走塁はどちらかと言えば鈍足に近いのではないかと、速いとは思っていませんでしたが走塁センスも含めて期待外れなところはあります。
ただ足で食っていく選手でないことは分かっていましたので、足を引っ張らない程度であれば問題はないでしょう。
ロッテには珍しく気迫を表に出す選手ですし、ベンチでも守備のときでも声を出してキャプテンシーが期待をされる鈴木です。
そうなればあるいはホットコーナーを任せるのもよいかもしれず、今江の動向を左右する存在になるかもしれません。
来季は100試合で250打席をノルマにして、レギュラーへのきっかけを掴んでくれることを願っています。
【オリオン村査定】 1300万円 → 1800万円 (△38%)
査定と銘打つからにはメトリクス的な話が多少あっても良さそうです。
OPSやRCといったヤツです。
「私はプロではありませんので」
う~ん。しかし、出塁率ぐらいは用いたいですよね。打率だけで語られていることが多いような気がいたします。
「私はプロではありませんので」
でも、年俸を査定されてますよね。
無論、架空の査定ですから、
増減の根拠はポピュラーな数値と印象のみによる判断といったところでしょうか。
ある日、ロッテの試合をテレビで観ていると、各選手が早打ちの凡打や低めのボール球の空振りを繰り返していて、普段は温厚な私もさすがに「本当にどいつもこいつも・・・」と毒づいたとき、大地クンが登場しました。
なんと低めのボール球も平然と見逃しフォアボールを選びました。そこから一気に惹かれていきました。
バッティングはセンスもありますし、守備は送球がいいですね、観ていた範囲では悪送球の記憶はありません。
そして何より練習熱心(大地推しの方のブログで確認)でひたむきなのがいいですね、守備位置にもダッシュで行くし。
来季は、解説者の方やこちらのどなたかもおっしゃってましたが、より高いレベルを志向して欲しいですね、ランナー1塁のときバントよりヒッティングを選択させるような。
ユーティリティプレイヤーでは終わって欲しくないです。ポジション固定で(やはりショートなんでしょうか)レギュラーを獲ってもらいたいと思います。
そうそう、あの各塁でのプチ会釈、しばらくマイブームになりました。
さて、背番号7どうかな?
簡単には凡退しないしね。
逆に守備が若干ではあるけど、開幕当初の期待値に比べると平均的という印象です。
まだまだどんな選手に化けるかはコーチ陣の育成方針次第ではありますけど、ファンを沸かせる選手であり続けてほしいですね。
応援歌の作成も決定した事だし、どんな曲になるか楽しみな選手ではあります。
軸が立っていて最初から最後までブレない。左打者にありがちな走り打ちの気配すらない。そして無駄のない動きでしっかりと振っているように見えます。
フォロースルーで体が1塁側に流れる工藤とは好対照です(あのスイングは見ているだけでゲンナリします)。
プロ初打席は1球目か2球目を振って外野フライだったと思います。結構いい当たりで、いきなり出てきて若いカウントでキッチリ振れるんだな、と感心しました。
ドラフトの際は「守備はプロレベルで打撃に難あり」という評判だったと思いますが、使い続ければそれなりに率は残せそうな印象です。
高濱とともに最も期待をしている選手です。西岡が阪神に行ったこともあって尚更です(本人たちはホッとしているかもしれませんね)。
打つ方は、軸がしっかりとしており、崩れにくいスイングで、穴が少ないタイプに感じました。将来は三割を打てる好打者だと思っていますので、来季は準レギュラーの座は確保してもらいたいです。
私が学生時代に東都リーグを観ていた頃の印象、独断と偏見で失礼致しますが、東洋大学の選手は、概ね礼儀正しいタイプが多く感じます。凡打でも全力疾走です。鈴木も、その伝統を受け継いでいるのではと推測しています。
打撃センスは魅力あります。難しい投手が来たとして簡単に凡退しないのも良いです。自分のペースで対峙できるマリーンズでは稀有な打者に見えます。村長さんも仰ってますが三遊間を意識的に抜くような流し打ちをやり出したら、かなり数字も上がるのではないでしょうか?立花・堀両コーチの指導のもと大きく花開いてほしいプレイヤーです。
守備は…あのような性格ですから、怪我などなければほっといても上達するんじゃないですかね。個人的には最上級じゃなくとも、エラーしない堅実なプレイヤーであればベストです。
そして最大の魅力。試合前のウォームアップなどを見てますと、常にどなたかにいじられてますねw
しかし、あくまで(1年目なのですが)「そこそこ」なので、来年がまずは勝負の年でしょう。塀内を2軍に落とすのか、今江、井口、根元をダイヤモンドから追い出すのか。見ていて気持ちのいい選手なので、是非後者であってほしく、来年のロッテ観戦の楽しみの一つです(今年は外野が誰になるのか、楽しみでしたが)。
実績を作った3人(今、根,井)がまずはスタメンで開幕起用される確率が高いでしょう。しかし、3人とも全員調子がいい、という確率は低いのであって5月連休前~6月の終わりがチャンスです。是非、高浜・細谷と争ってレギュラーを勝ち取ってほしいです。
粘れる、思いきれる、自己犠牲できる。打撃は期待していなかっただけに予想以上でした。
いつだったかサヨナラを呼び込む四球を選んだ場面はとても感心しました。
ゲーム展開を読み、チームを優先できる選手だから途中出場でも結果を残せたのでしょう。
ただがむしゃらにやってただけかもしれないですが。
来季は水準以上の守備にさらに磨きをかけて、スタートは守備要員でしょうがレギュラー奪取を目指して欲しいです。
実力で一桁番号へ。
彼がいれば藤岡にも好影響を与えるでしょうね。
基本的に捕ってからは安心して見ていられる部類だと思いますし、守備全体もまだまだこれから上達してくると思います。
打つ方では、とにかくしぶとく、いやらしいバターを目指して欲しいと思います。
唯一残念なのが足ですね。俊足とは言えないまでも、普通なのかな?と思っていたのですが、むしろ鈍足ですか・・・まあ、こればっかりは、練習でたくさん走れば速くなるものでもありませんし、走塁技術や咄嗟の状況判断を磨いた上で、一所懸命走ってもらうしかないですね。
複数ポジションをこなせるのはチームに取っても助かります。先ずは、どこかのポジションで大体試合には出ている準レギュラーみたいな感じでいいと思います。
何となく、伊東監督の好きそうなタイプの様な気もします。全体的にセンスが感じられますが、それに溺れる事無く一生懸命に、かつきびきび、溌剌としたプレーに好感が持てます。まだまだ、失敗したっていいと思います。先ずは1年目にしては上々のスタートを切れたと思いますので、この調子で遠慮無くぐいぐいチームを引っ張っていってくれればと思います。