48 G.G.佐藤 外野手 35歳 年俸1000万円
【2013年成績】 30試合 51打数 6得点 13安打 打率.255 5二塁打 0三塁打 2本塁打 9打点 0盗塁 3四死球 15三振 得点圏打率.250
いろいろな意味で意外だった、そんなG.G.佐藤です。
伊東監督が就任をしたことでの獲得とも言われていましたからもっと重用をされるかと思っていたのですが、春先に結果が出ないとなるや半月ほどの僅か6試合で浦和に送られてしまい、これは伊東監督からすれば贔屓をしていると受け取られるのを避けたことによるものだったのかもしれません。
その浦和ではそれなりの数字は残しながらも出場機会にはあまり恵まれず、このままネタで終わりそうな感じとなったところでのサブローの不振も手伝っての夏場での昇格、そこからは右のDH、外野手としてもちろんかつてほどではないにせよチームとしては貴重な戦力となってくれました。
CSでも豪快な一発を叩き込みましたし、NPBから実質的に2年間も離れていたことを考えれば期待以上の活躍とも言えます。
長口上でハズした感もありましたがお立ち台でのキモティーも聞かれたG.G.佐藤はチームの盛り上げ役にも徹して、こういったキャラクターもチームには必要でしょう。
来季はまたサブローとその居場所を争う形になるのでしょうが、若さとパンチ力のアドバンテージを発揮して頑張ってくれればと思います。
西武のG.G.佐藤はとにかくパワフルという印象しかなかったのですが、ロッテのG.G.佐藤もその延長線上にいます。
やや直線的なスイングはブランクの影響もあるのでしょうが変化球をかなり苦にしていたようで、当たれば飛ぶけど確率は低い、といった感じです。
言うほどに左腕に強いわけでもありませんし、広角に打ち分けるところなどは自分の中のG.G.佐藤とは別人なのですが、それでもいい味は出していました。
守備や走塁はもう目をつぶるしかなく、そもそもG.G.佐藤がレフトでスタメン起用をされることを許した他の外野手こそ問題でしょう。
来季はサブローだけではなくクルーズもDHのライバルとして立ちはだかることになりますので厳しくなりますが、一発があるだけに代打の切り札としての生き残り策もあるはずです。
使いたい、と思わせるためには一つ一つのプレーにキビキビ感が欲しい、とは個人的な要望で、ちんたら走りだけは勘弁です。
涌井の加入でG.G.佐藤の役目もまた増えますし、これまたいろいろな意味で目立つ来季となってくれることを願いましょう。
【オリオン村査定】 1000万円 → 1500万円 (△50%)