オリオン村(跡地)

千葉ロッテと日本史好きの千葉県民のブログです
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ついてる鳥取、のってる岡山 スイーツ篇

2013-12-01 20:06:00 | 独り言

 

今回も貴重なエネルギー源となったスイーツです。
ただ残念なことにかなり不作で、特に鳥取では駅前のおみやげ物屋さんの規模が小さいだけではなく単品売りがされていなかったために、かなり手こずりました。
道すがらのお菓子屋さんを探したりホテルのサービスを利用したりしましたので、鳥取県やJR西日本には改善を願いたいです。
岡山では鳥取に比べればマシでしたがやはり規模が小さく、また味がいけていないものもままあり、これまでが恵まれすぎていたのかもしれません。

初日は収穫がゼロだったので、二日目に米子駅の売店での福々兎でスタートです。
カスタードクリームが入った蒸しケーキのようなもので、どこか萩の月に似ているのは全国各地ともに似たようなものなのでしょう。
やや頼りない感じの外皮に対してどっしりと重みのあるクリームのバランスがもう一つではありましたが、甘さが控えめだったのでギリギリにセーフです。

倉吉では打吹公園だんごです。
たまたま石谷精華堂の前を通りかかった幸運で、店の前にはこのだんごを模した巨大なオブジェがありました。
白あん、抹茶あん、小豆あんの三色だんごで、抹茶がもう少し味が濃ければさらにgoodだったのですが、もちもちぷりぷりで美味しかったです。

鳥取と言えば二十世紀梨です。
果物では梨が一番に好きなので、これは絶対に地元で食べようと決めていました。
ただ残念なことに当たり外れがあるのは仕方のないところで、かなり水っぽくてスカスカなものを引いてしまったようです。

大風呂敷は山陰の味と謳っている、やはり鳥取の銘菓です。
いわゆるきなこ餅に、二十世紀梨で作ったみつをかけて食べます。
ちょっときなこの味が強すぎたと言いますか、みつに梨の味が薄かったと言いますか、単なるきなこ餅でしかありませんでした。

20世紀梨チョコレート、これはヒットでした。
何も考えずに無造作にバッグの中に入れていたので暑さでぐんなりとしてしまっていますが、味に変わりはありません。
控えめな甘さの中にも梨がしっかりとアピールをされていて、ガーナチョコまでとは言いませんが半分ほどの値段であれば御用達にしたいぐらいです。

鳥取も日本海の松葉ガニが冬の味覚として有名とのことで、しかし盛夏ですのでかにサブレです。
もっともなんの変哲もないサブレで、カニが入っているわけではありません。
見ようによってはおちょくっているかのようなカニの絵柄が微妙すぎて、逆に遊び心が感じられたりもします。
パッケージのかに型サブレはJAROもので、イメージとしてはスポロガムです。

やはり鳥取は二十世紀梨が21世紀になっても一番の売りなのか、二十世紀梨スイーツサンドです。
ちょっと甘めな梨クリームがはさんであり、まずまずな美味しさです。
基本的にウエハースやパイ生地はあまり好きではないのですが、この組み合わせはありでした。

酒を飲んだ後の定番の多くはラーメンなのでしょうが、自分のそれはアイスです。
さすがのガリガリ君は地方バージョンもあるようで、とは旅先での感動でしたが、自宅に帰ってみれば近くのスーパーでも売っていましたので単なる偶然でしかありませんでした。
その歯ごたえと言いますか口あたりと言いますか、やや粗めの粒の感触が梨のサクサク感にそっくりで、肝心の梨の味も美味く表現がされている逸品です。
今となっては季節限定でしたので手に入りませんが、もし来年も発売になるようでしたら是非ともご賞味ください。

岡山の一発目は、定番のきびだんごです。
これといった味はなくシンプルな甘さのだんごで、当然のようにきびは意識できません。
ちなみに会社へのおみやげがこれで、食べ終わった後に「きびだんごを食べたら言うことを聞かなければならないのが日本の伝統」と言い放っておきました。

こちらは高松城跡公園史料館の方にいただいたマスカットです。
岡山は桃のイメージが強いのですが、マスカットも名産とのことです。
実のところぶどうはその酸味があまり好きではないのですが、このマスカットはほどよい酸味と甘みのハーモニーがいい感じでした。
人情の味もプラスをされて、とても美味しかったです。

白桃しぐれはひび割れていてなんだこりゃ、と思ったのですが、どうやらこういうものみたいです。
ほのかに桃の香りがして、白あんにも練り込まれているのであろう桃が抑えた甘さで上品な味わいです。
これといった味はしませんでしたが緑色は葉をイメージしているのでしょうし、目でも楽しめることを考えているのでしょう。

今回に一番のNGは、この陸乃宝珠です。
マスカットをまるまる使って周りに氷砂糖を砕いたかのような、おそらくはグラニュー糖なのでしょうが、これがまぶしてあります。
とにかくこのグラニュー糖の甘さとジャリジャリとした食感が最悪で、また甘すぎてマスカットの味を完全に殺してしまっていました。
日持ちはするのでしょうが、これでしたら素直にマスカットを食べた方がよいです。

むらすゞめは倉敷の銘菓です。
どこかオムレツのようにも見えますが編み笠をイメージしているらしく、その外皮はカステラ生地でこしあんをくるんであります。
ぱふっとした口あたりが面白い感じで、またふわっと口の中で溶けていくような優しさがありました。

こちらもカステラ生地の調布ですが、中は求肥でかなりの重量感があります。
その求肥にはこれといった味はありませんがもっちりとしつつ歯に粘りつくような感じで、あまり大きくはありませんが腹持ちはしそうです。
ちょっと甘いかなぁ、という気がしないでもなかったのですが、前に出る味付けがされていないだけにこれぐらいがよいのかもしれません。

蒜山からの贈りものはパイ生地に、粒あんとこしあんの中間ぐらいのあんが詰まっています。
あるいは粒だと思っていたのは胡桃だったのかもしれず、それなりの歯ごたえがありました。
ややパイ生地が甘めであんと喧嘩をしているようなところがありましたが、そのパイ生地の香ばしさがポイントのように思います。

やはりパイ生地にカボチャあんが入っているのが山本シェフの牛窓パンプキンです。
山本シェフが何者かを知りませんし、カボチャは好きなのですが言われなければカボチャとは分からなかったであろう自らの舌を呪うしかありません。
ちょっと面白い味だな、ぐらいが感想です。

白いさつまいも、なるものがどういったものかを知らないのですが、総社の名産とのことです。
その白いさつまいもを使った銘菓がいも大福で、しかしこれまたこれといった味はしませんでした。
芋の味がするでもなく、ただ強めの甘さだけが前面に出ている感じで、また強烈な粘っこさは手がベタベタになるぐらいです。

レモンは広島、という情報を春先に擦り込まれてしまったのですが、近年に岡山でも栽培が始まったとのことでした。
おかやま檸檬は白あんにレモンが練り込まれた饅頭で、シンプルに美味しかったです。
あんがほろほろと口の中で溶けていくところでレモンの爽やかな酸味が広がり、これはお奨めです。

二十世紀梨、マスカットときたので桃も食べたかったのですが、個売りをしているところを見つけられずの白桃ジュースです。
駅でよく見かけるフルーツジュースの売店で飲んだのですが、やはり桃はそのまま食べるのが一番でしょう。
と言いますかそもそも桃はジュースに向いていないのではないかと、 何とも微妙な味わいで「桃!」といったアピールが足りていませんでした。

この旅の最後は吉備太鼓です。
パイ生地にこしあんが詰まっているというオーソドックスと言いますか王道と言いますか、ある意味で最後を締めくくるのに相応しいと言えなくもありません。
ちょっとパイ生地にさくさく感が足りずじとっとした舌触りではありましたが、お茶菓子としてはいいお味だと思います。

岡山空港での時間待ちで飲んだのが黒々茶です。
作州黒という黒豆を使ったお茶で、作州とは美作、つまりは津山あたりですので例によってNARUTOバージョンはお約束なのでしょう。
気のせいか甘みが感じられましたが心地よい香ばしさで、地方限定がもったいないように思います。
ちなみにトップの写真は鳥取で温泉に行ったときの大山牛乳で、温泉とは言いながらも富士山の絵がないだけで見た目は銭湯、マッサージ機や扇風機、体重計などがあるところなどはテレビなどで見たことのある風景でしたので、それであれば湯上がりの牛乳は鉄板だろうと人生初体験の銭湯気分です。
濃厚かと思えば普段に飲んでいる牛乳よりも軽めに感じられて、ちょっと意外でした。


【2013年8月 鳥取、岡山の旅】
ついてる鳥取、のってる岡山
ついてる鳥取、のってる岡山 旅程篇
ついてる鳥取、のってる岡山 旅情篇
ついてる鳥取、のってる岡山 史跡巡り篇 鳥取の巻 鳥取城の章
ついてる鳥取、のってる岡山 史跡巡り篇 鳥取の巻 鳥取藩主池田家墓所の章
ついてる鳥取、のってる岡山 史跡巡り篇 米子、八橋、倉吉の巻
ついてる鳥取、のってる岡山 史跡巡り篇 岡山の巻 岡山藩主池田家墓所の章
ついてる鳥取、のってる岡山 史跡巡り篇 岡山の巻 岡山城の章
ついてる鳥取、のってる岡山 史跡巡り篇 総社、高梁の巻
ついてる鳥取、のってる岡山 史跡巡り篇 津山の巻
ついてる鳥取、のってる岡山 グルメ篇
ついてる鳥取、のってる岡山 おみやげ篇

 

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2013年通信簿 30 伊藤義弘

2013-12-01 01:07:49 | 千葉ロッテ

30 伊藤義弘 投手 31歳 年俸5000万円

【2013年成績】 17試合 1勝3敗0S 防御率10.61 18回2/3 32被安打 1被本塁打 9与四球 0与死球 14奪三振 被打率.400

昨年も酷い数字だった伊藤でしたが、今季はそれにも増して悲惨なシーズンとなってしまいました。
17試合、18回2/3も投げての防御率が10点台とは故障がちで本来のピッチングを取り戻せていないとは言っても寂しすぎますし、被打率が.400ともなると一軍レベルとも思えません。
無失点に抑えたのは1/3の6試合でしかなく、出れば点を取られるといった繰り返しでよくぞここまで投げさせたといったところです。
それだけベンチの伊藤への期待が大きかったからなのでしょうが、見ているこちらが居たたまれなくなるような打ち込まれぶりで伊藤の心が折れていないことを願います。

それなりにスピードは出ていた伊藤ですが、しかしまさに棒球といった感じでした。
ボールをコントロールしきれずに高めに浮いたところを軽く弾き返されてしまい、マウンド上で立ち尽くすその姿にはもの悲しさすらあります。
浦和でも5点台の防御率と坂道を転げ落ちているようで、無駄としか思えなかった登板過多が伊藤の才能を食い潰してしまったかのようにも思えます。
9月の右肘手術で投球再開まで3ヶ月を要するようですので来春に間に合うかは微妙で、しかし禍を転じて福となす、ぐらいのつもりで肩肘を休められるとでも考えるしかありません。
どの程度で肘が馴染んでくるのか、元に戻るのか、ロッテでは気持ちが前面に出る数少ない投手の一人ですので、順調な復帰ストーリーとなることを願っています。

2008年通信簿
2009年通信簿
2010年通信簿
2011年通信簿
2012年通信簿


【オリオン村査定】 5000万円 → 4000万円 (▼20%)

 

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