最初に断っておきますが、これから書くことに何ら根拠はありません。
勝手に私が想像をしているだけですし、昨年も楽観論を書いて痛い目にあったことをご認識ください。
ここにきて入団拒否をも口にしている清田ですが、本心はロッテへの入団をしたいのだと考えています。
地元出身であり、またロッテへの愛着もあると言ってくれている清田が気にしているのは自身への評価であり、また同期である荻野の存在なのでしょう。
しかしドラフト当日には笑顔とともに「開幕1軍が最低目標」との抱負を述べていたことを考えれば、入団を前提にしていたことは確かだと思います。
もちろん指名の興奮から冷めたことで考えが変わった可能性はありますし、評価への不満は同じくドラフト当日に「名前が呼ばれるのが遅かった」と言っていたことからも嘘ではないのでしょうが、ここにきて「入団の条件は3位以内だった」と言い出したことには違和感がありすぎます。
普通に考えれば会社からの引き留めにあっている、そんなところなのでしょう。
条件が監督との約束、であることがそれっぽいですし、そんな条件が前からあれば藤川(近大)らのように指名直後から言わなければ取って付けた言い訳にしか聞こえません。
会社としては打線の軸である清田を失うことは痛いはずで、来年に結果を残して上位でプロ入りをすればいいと言い含めているような気がします。
だからこそ長野の電話であり、それをマスコミに明らかにした清田なのではないかと見ています。
まさか長野が「ロッテはやめた方がいい」とのアドバイスをするわけもなく、自分が電話をしたことで清田が結果的に拒否をしたら何を言われるかぐらいは分かっているはずです。
会社からの引き留めは長野にもあったでしょうから、「自分の思うままに決めろ」とアドバイスをしたと考えるのが妥当でしょう。
あの清田の発言は「会社から引き留められているが、ロッテへの入団を自分で決断をしたい」という意思表明だと、超前向きに捉えています。
何にせよ清田には自分が納得をできる決断をして欲しいですし、それであれば答えが入団拒否であっても恨み言を言うつもりはありません。
間違っても「会社から引き留められたから」「監督に言われたから」など自分への言い訳をしてはならず、そんなことをすれば来年以降もプロとは縁遠いことになるでしょう。
ロッテに入団をすることになっても、会社に残ることになっても、とにかく悔いのない笑顔での決断をしてくれることを願っています。
仮に入団拒否となっても昨年とは違って決定が長引くことはありませんから、12日までに決まれば11日のトライアウトで足りない部分を補強すればよいでしょう。
どうしても右の外野手が欲しければ三浦(前西武)や中村(前中日)、タイプは違いますし個人的には気が進まないものの金子(前日本ハム)らを獲ればいいだけです。
ロッテのユニフォームを着ることを是としてくれる選手とともに戦っていく、それが私のスタンスです。