オリオン村(跡地)

千葉ロッテと日本史好きの千葉県民のブログです
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2009年通信簿 24 下敷領悠太

2009-11-06 23:38:15 | 千葉ロッテ

24 下敷領悠太 投手 26歳 年俸900万円

【2009年成績】 E 14試合 1勝1敗0S 防御率4.76 17回 23被安打 3被本塁打 4与四球 1与死球 6奪三振

今年も1軍での登板はなく、2軍でも昨年と似たような結果しか残せませんでした。
年齢からしても来季は正念場とも言えるシーズンですから、何としてでも1軍デビューを果たすしか生き残る道はありません。

課題であった与四死球は半減をしたものの、奪三振も同様に半減となってしまいました。
これは単に制球力がアップをしたのではなく、打たせて取るピッチングにスタイル変更をしたことによるものなのかもしれません。
そのこと自体はアンダースローという投法からすれば悪い選択ではありませんが、果たして下敷領にとってベストな選択なのか、なかなか悩ましいところではあります。
大学、社会人時代はむしろ四球で崩れるようなタイプではなかっただけに、原点回帰をした結果だと思いたいところです。

とにかく渡辺俊と同様にストレートにスピードがあるタイプではないだけに、アンダースロー独特の浮き上がるようなボールを活かすしかないでしょう。
そのためには無駄なボールを投げないこと、スピードがないだけに緩急を使ったコンビネーションはもちろんのこと、相手に考えさせる余裕を持たせないことが大切です。
カーブ、スライダー、シンカーと一通りの変化球は投げるようですから、テンポ良く自分の土俵で投げることが求められますし、ビデオで見た下敷領は力投型の投手のようなピッチングスタイルのようでしたが、もっと飄々とした感じで投げた方が良いようにも思います。
何にせよ「チームYU」入りの申請を受理してもらえるような活躍ができる来季になってくれればと思いますし、相原とともにまくらを並べて討ち死にをしないことを願っています。

2008年通信簿


【オリオン村査定】 900万円 → 800万円 (▼11%)

 

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2009年通信簿 23 大塚明

2009-11-06 01:14:58 | 千葉ロッテ

23 大塚明 外野手 34歳 年俸3060万円

【2009年成績】 6試合 2打数 0得点 0安打 打率.000 0二塁打 0三塁打 0本塁打 0打点 0盗塁 0四死球 0三振 得点圏打率.000

昨年は久しぶりに1年を通して1軍で活躍をした大塚でしたが、今季は一転してほとんどを浦和で過ごすことになりました。
大塚の性格からしてあっさりと野球をやめてしまうのではないかと思えるぐらいのシーズンだったですが、ブログでは来季に向けた思いを書いてくれていましたので、この1年の鬱憤を晴らすかのような大爆発に期待をしたいです。

それにしても冷遇をされた、そうとしか思えないようなシーズンでした。
確かに例年どおりに春先に故障をして、しかも治りが悪くズルズルと2軍でくすぶってしまったことは大塚にとっては予定外だったと思います。
しかしようやく1軍に復帰をしたもののバント失敗、守備でエラーという瞬きをするかのような一瞬のプレーで失格者の烙印を押された、そんな扱いとなってしまいました。
そしてランビンやバーナムJr.といった外国人選手が2軍で結果を残せていないにもかかわらず1軍に呼び戻されるのとは対極的に、大塚には最後まで声がかかりませんでした。
2軍では大きな故障もなくプレーを続けていただけに、もちろん早坂の台頭もあってニーズが低下をしていたことはあったでしょうが、残念としか言いようがありません。

飄々とした物言いから執着心はないようにも見えますが、実は野球に対する情熱は人一倍持っているのが大塚だと見ています。
単なる照れ屋さんであり、その情熱を上手く表現が出来ないという損なタイプだとは思うのですが、まだまだロッテというチームには必要な人材です。
荻野や清田といった守備が上手い新人を獲ったことや早坂や南の台頭により来季の大塚の立場が厳しいことに変わりはありませんが、あの何でもない素振りで難しい打球を処理する大塚の守備力がチーム有数である事実は動きません。
来季は待ったなしの35歳ですから、今度こそ怪我なくシーズンを終えられるような2010年になることを祈っています。

2007年通信簿
2008年通信簿


【オリオン村査定】 3060万円 → 2500万円 (▼18%)

 

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