オリオン村(跡地)

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金泰均のロッテ入りは濃厚か

2009-11-13 02:21:23 | 千葉ロッテ

今日13日から解禁となる韓国球界の海外FA権を持った選手との交渉のために渡韓をした石川球団副代表ですが、お目当ての金泰均の獲得が濃厚となってきました。
お膝元の韓国のニュースサイトでもロッテ入りが確実との報道がされており、李承に次ぐ韓国球界の大物がロッテのユニフォームを着ることになりそうです。

金泰均、千葉ロッテ入りほぼ確実に (11/12 朝鮮日報)

今オフFA最大の目玉・ハンファ金泰均(キム・テギュン)=27=の千葉ロッテ入りが現実味を帯びてきた。
11日の電話インタビューでハンファのユン・ジョンファ団長の声は力がなかった。
ユン団長は10日、金泰均と2回目の面談を行っている。
「日本側のムードについては、メディアを通じて分かっています。だからといって、このまま手をこまねいているわけにはいかないじゃないですか」。
最善は尽くすがハンファ側でも日本移籍の可能性が高いとみているようだ。
2回目の面談では具体的な話はなかった。
ユン団長は「ハンファに残ってほしい」と再度要請した。
金泰均は「よく考えてみます」とした。
互いに腹の内は見せなかったようだ。
現在のところ、金泰均のロッテ入りはほぼ確実とみられる。
日本メディアでは、千葉が年俸1億5000万円程度の契約を準備しており、近く韓国野球委員会に身分照会を行う予定という報道があった。
ユン団長によると、報道直後に面談したところ金泰均の雰囲気が以前とはがらりと変わっていたという。
千葉側は必ず獲得するという意思を示しているものとみられる。
ユン団長は「向こうは向こう。われわれはわれわれのやり方で最善を尽くさなければならないでしょう」と話した。
続けて「優先交渉最終日の12日に面談する予定です。その際に話を聞き、球団の待遇も示す必要があるでしょう」と語った。
しかしムードを反転させるのは難しそうだ。
ユン団長は1回目の面談後、「金泰均は日本でプレーしたい気持ちが大きいようだ」と話している。
ある程度覚悟はしていたとのことだ。
こうした状況で千葉移籍と関連する報道が出たことから決定的となった。
金泰均本人も「話にならない条件でなければ日本でプレーしたい」との意向を示している。
結局現在のところ、金泰均の千葉入りは確実とみられる。
ハンファは12日の最終面談にわずかな望みをかけているが、残留の可能性は低いとみられる。

金泰均が1億5000万の条件を「話にならない」と言ってしまえばそれまでですが、今季の年俸の4倍以上ですから文句があるとも思えませんし、あるのでしたら思い上がりでしょう。
そんなことであればこちらからお断りですし、これまでの韓国球界出身の野手の日本での実績を考えれば1億5000万でも破格なぐらいです。
そのぐらいのことは金泰均も理解をしているでしょうから、あっさりとロッテ入りが決まるのではないかと思います。
噂をされた阪神や楽天などの動きは聞こえてきませんし、得意満面の表情で帰国をする石川球団副代表の姿が目に浮かびます。

千葉ロッテ社長、金泰均獲得のため電撃訪韓 (11/12 中央日報)

日本のプロ野球千葉ロッテによる金泰均(キム・テギュン)獲得に向けた動きが表面化している。
サンケイスポーツやスポーツニッポンなど日本のスポーツ紙のほか、毎日新聞や日本経済新聞など総合紙、時事通信にいたるまで、日本メディアは12日に一斉に「千葉ロッテが13日のFA解禁後すぐに金泰均を獲得するため12日に韓国に向かう」と報じた。
報道によると、千葉ロッテは瀬戸山隆三球団社長をはじめとした球団幹部が12日に韓国を訪れる。
うわさにとどまっていた金泰均の日本行きが事実であることがはっきりしたことになる。
社長まで乗り出して金泰均獲得に総力を傾ける形だ。
元の所属チームのハンファとの交渉期限が終わる13日からすぐに金泰均と接触し、契約書にサインまでさせようという強力な意志を示してもいる。
最低1億5000万円という具体的な金額がすでに日本メディアを通じて流れている状態だ。
西村徳文新監督が指揮する千葉ロッテは今回のオープンシーズンの重要補強ポイントのひとつとして右腕の大砲獲得だとしている。
こちらは単に日本の報道を焼き直しただけのもので内容はありませんが、それでも韓国での雰囲気は見て取れます。
李承のときには英雄が日本に渡るとのことで大騒動となりましたが、どうやら金泰均はそこまでの大物ではないようです。
それでも今年のFAの目玉と言われている選手ですから、日本では考えられないような金額が報道をされるのも分からなくもありません。
まあ事前に石川球団副代表が「2億までは出さない」と言っていましたし、何だかんだ言っても水面下で既にある程度の合意はされているのだろうと、そんな気がします。
金泰均が韓国で背負っている背番号52はロッテでは立川が背負った栄光の番号ですから塀内が譲るとも思えず、代わりに背番号2のロンダリングに手を貸してもらいましょう。
そして大嶺には00、そのあたりが落としどころだと思います。

 

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横浜のロッテ化が着々と

2009-11-13 00:10:13 | 千葉ロッテ

以前も横浜は牛島監督に吉田コーチ、福澤コーチ、武藤コーチなんてこともありましたし、今回も尾花監督ですからロッテ繋がりと言ってもよいでしょう。
さらには加藤康がいるところへ清水に橋本将とくれば横浜のロッテ化が着々と進んでいるようにも見えますし、その勢いはとどまるところを知りません。

清水が入団会見「一生懸命投げる」 (11/12 スポーツ報知)

ロッテから横浜に交換トレードで移籍した清水直行投手が12日、横浜市内の球団事務所で入団会見し「10年間やってきたことが認められうれしいし、自信にもなった。プロとしてマウンドで一生懸命投げるしかない」と抱負を語った。
加地隆雄社長は「ローテーションの中心に座れる実力がある選手」と大きな期待を寄せ、これまで2けた勝利を6度マークしている清水は「期待はすごく大きいが、プレッシャーとは思わず伸び伸びと応えていきたい」と話した。
2年契約で1年目の年俸は2億8000万円。
背番号は未定。

まずは清水の横浜への入団発表がされましたが、どうやら2年契約を結んだようです。
あのメジャー挑戦の言葉は絵空事だったのかと突っ込みたくもなりますが、これで年齢的にも日本で野球を終える決意をしたということなのでしょう。
何にせよ横浜ファンの期待を裏切らないよう、ロッテファンが肩身の狭い思いをしないよう、清水には最低でも10勝を目指して頑張ってもらいたいです。

横浜がシコースキー獲得へ (11/12 スポーツ報知)

横浜がリリーフ陣の補強を目的に、ロッテとの残留交渉が難航しているブライアン・シコースキー投手(35)を獲得の候補に挙げていることが12日、分かった。
この日行われた尾花新監督と球団幹部との話し合いで、日本ハムからフリーエージェント(FA)宣言した藤井とともに検討されたもよう。
シコースキーは今季、中継ぎと抑えで8勝5敗15セーブ、防御率2.19。
来季も日本でのプレーを希望している。
横浜は既にロッテからトレードで清水を獲得し、ロッテからFA宣言した橋本の獲得も決定的。
バッテリー強化から巻き返しを図る方針が鮮明になった。

さらにはシコースキーにも食指を伸ばしているようで、ロッテがダウン提示を撤回しない限りは移籍をすることになると見た方がよいでしょう。
金泰均との交渉で渡韓をする石川球団副代表は同じく韓国球界から左腕の獲得も視野に入れているとのコメントを残していましたし、小林宏の抑え転向とのニュースも流れていることからも、球団内でのシコースキーの重要度が低下をしていることが見て取れます。
まあ西武あたりに持って行かれるよりはマシですから、決まってしまえばシコースキーにも横浜で頑張ってくれとしか言いようがありません。

横浜が元ロッテの杉原と契約 (11/12 日刊スポーツ)

横浜は12日、元ロッテでNOMOベースボールクラブ所属の杉原洋投手=185センチ、85キロ、右投げ左打ち=と契約を結ぶことを発表した。
杉原は島根・開星高からドラフト3位で2004年にロッテ入り。
06年に戦力外通告されて自由契約となり、07年からNOMOクラブでプレーしていた。

驚いたのが杉原で、まさかのNPB復活となりました。
ドラフト指名の際に野球部の監督から「ゼロか100かの選手」と言われたとおり、故障がちでほとんど試合で投げることができずにあっさりと戦力外となった杉原ですので、同じく戦力外通告を受けた選手にとっては諦めずに頑張っていれば再びチャンスが訪れる先例であり、また希望の星とも言えます。
内と成瀬の同期である杉原ですのでまだまだ若いですし、社会人野球大会ではノーヒットノーランも達成をしたらしいので、今度こそ1軍で投げられるよう頑張ってもらいたいです。

とまあ清水にもシコースキーにも杉原にも贈る言葉は「頑張れ」でしかないのですが、一方でロッテは必死にベテランを集める流れになりつつあります。
昨日に話題となった今岡(前阪神)は広島が強い興味を示しているとの報道がされる中で、ロッテでは石川球団副代表が「西村監督が求めれば」とトーンダウン気味です。
どうやら評価をしていたのは松本スカウトのようで、しかし石川球団副代表は「二塁を守れるだろうか」と井口が聞いたら激怒をしそうなことを言っていますから、まあロッテ・今岡は僅か半日も持たずに消え去ったと言ってよいでしょう。 

元ソフトB・山田、ロッテ入り決定的 (11/12 スポーツニッポン)

打者4人に対し、2三振を奪った元ソフトバンクの山田はロッテ入りが決定的となった。
00年に逆指名でダイエー入りした際の担当スカウトだったロッテ・石川球団副代表は都内で報告を受けると「獲りにいきたい。潜在能力はもともと凄く高い。このまま終わらせるのはもったいない」。
この日の最速は141キロ止まりだったが、150キロ前後の速球は取り戻している。
昨年手術した右肩の状態も問題ないと判断、育成としてではなく支配下選手登録する考えだ。
山田は「やれるということをアピールできた。80点です。後は待つだけ」。
12日にもロッテと交渉し、入団が正式決定する。

一方でその石川球団副代表がらみと言われる山田(前福岡)の入団はほぼ決まりのようで、近日中にもロッテ・山田が誕生をすることになります。
那須野と同様にアマチュア時代は評価が高かった投手ですから、こちらも同様に手術からの復帰具合が心配ではありますが、おんぶにだっこの西本コーチに託すしかありません。

ロッテ、オリックス戦力外の川越獲りへ  (11/12 サンケイスポーツ)

ロッテがオリックスから戦力外通告を受けた川越英隆投手(36)の獲得を検討していることが11日、明らかになった。
「練習に参加する方向です。(獲得は)実際に見てからの判断になる」と球団関係者。
チームは沖縄・石垣島での秋季キャンプを14日に打ち上げ、16-18日は千葉マリンで全体練習を行う。
右腕は16日に合流、首脳陣が視察する“最終テスト”を経て入団が決まりそうだ。
川越は2005-07年に3年連続で開幕投手を務めるなど実績は十分。
昨年から中継ぎに転向し、今季は24試合で0勝1敗、防御率4.83。
10月に戦力外になった。
また、この日の実行委員会後に石川晃球団副代表(48)がワールド・ベースボール・クラシック韓国代表の4番で、フリーエージェント(FA)権を持つ金泰均(キム・テギュン)内野手(27)=ハンファ=の獲得に乗り出すことを表明した。
13日から国内外の球団との交渉が解禁になるため、同副代表は12日に渡韓。
「真っ先に手を挙げる。獲得に自信がある」と話した。
ロッテ本社のバックアップで金銭面の不安もなく、獲得は決定的だ。
西村ロッテの補強ポイントは『中継ぎ』と『4番』。
5年ぶりのV奪回へ、準備は着々と進んでいる。

そして来季に37歳となる川越(前オリックス)にまで手を出すとは、どういうチームにするつもりかが全く見えなくなってきました。
崩壊をしている中継ぎ陣を手っ取り早く立て直すためには実績のある投手を集める、といったやり方は必ずしも否定はしませんが、何だかスッキリとはしないのが正直なところです。
これだけの選手をテストをして「縁がありませんでした」となるとも思えず、おそらくは余程のことがない限りはロッテ・川越は既定路線と考えてよいでしょう。
若手にとっては出番をふさがれる可能性が段々と高くなってきましたが、それでも西村監督や西本コーチがしっかりと力を見極めて前監督のように名前に頼って結果が出ずとも使い続けるようなことをしなければ、それなりの意味を見いだすこともできます。
つまりは若手にとっては越えなければならない壁ができたわけで、逆に言えば彼らを越えられないぐらいであれば1軍では通用をしないのだと、与えられるのではなく勝ち取ることで長く1軍で活躍をするための力がつくのだと、そのための山田や川越の獲得だと思えば納得もできます。
若手からベテランまで横一線での激しい競争によるレベルアップ、これはこれまで望んできたことでもありますので、是非ともそうあって欲しいと願っています。

 

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