オリオン村(跡地)

千葉ロッテと日本史好きの千葉県民のブログです
since 2007.4.16
写真など一切の転用、転載を禁止します

頑張ってちょうだいな

2009-11-10 23:46:44 | 千葉ロッテ

昨日の清水のトレードに続いて、今日も予定どおりに橋本将がFA権を行使しての移籍を目指すことが発表となりました。
行き先は清水と同じ横浜と目されており、交流戦が楽しみではあります。

ロッテ・橋本将がFA宣言「出場機会欲しい」 (11/10 サンケイスポーツ)

ロッテの橋本将捕手(33)が10日、フリーエージェント(FA)権を行使して国内の他球団に移籍したいとの意向を表明した。
正捕手不在で獲得の方針を固めている横浜入りが決定的な情勢だ。
橋本は15年間ロッテ一筋にプレー。
同僚に里崎がおり、正捕手にはなれなかった。
「捕手として出場できる機会が欲しかった。一皮むけるためにもチャレンジしたい」と決意を述べた。
橋本は1995年に愛媛・宇和島東高からドラフト3位でロッテ入り。
2005年には里崎との併用で日本一に貢献した。
通算成績は684試合で打率2
割3分3厘、42本塁打、216打点。

捕手としての出場機会を求めての移籍ですから、自分の望む起用法を求めて移籍を試みる藤井と同様に、FAとして機能をしていると言ってよいでしょう。
条件闘争の材料にしているわけではないので、冷静に考えることができます。
昨日のコメントは余計でしたが、希望どおりに横浜で正捕手が獲れるよう頑張ってくれればと思いますし、屋根に登りながらもはしごを外された進藤の二の舞にならないよう、横浜にはしっかりとした対処をお願いしたいです。

ちなみに藤井のFA宣言について瀬戸山球団社長は興味があるとコメントを残したようですが、これは新庄らのときと同様の社交辞令でしょう。
清水のトレードの際の「若手にチャンス」との言葉と相反しますし、服部や木村らの成長に賭けた方がよいとも考えますので、あながち悪い判断ではないと思います。
経費削減を錦の御旗にエースを放出した直後だけに、これで藤井を獲りにいった場合には批判の声も上がるでしょうし、どのみち阪神らに敵うとも思えません。

ロッテ 松坂の天敵“アジアの大砲”獲り (11/10 スポーツニッポン)

ロッテが韓国代表の4番、金泰均内野手(27=ハンファ)を獲得する方針を固めたことが9日、分かった。
球団関係者は「勝負強く、パワフルな打撃が魅力。一塁の守備もうまい」と高く評価しており、近日中に身分照会の手続きを行う。
韓国通算188本塁打の金泰均は今春WBCで松坂(レッドソックス)から特大アーチを放つなど打率.345、3本塁打、11打点と大活躍。
韓国の準優勝に貢献し、満票でベストナインに選出されている。
球団では今オフの補強ポイントの一つとして右の大砲を挙げ、石川球団副代表が8月に韓国で視察するなど早くから調査。
金泰均とともに最終リストに残った韓国代表の元4番・金東柱(斗山)は残留を強く希望していることもあり、ここに来て金泰均の獲得へ一本化された。
阪神なども獲得に興味を示していたが、韓国に球団を持つロッテにはパイプを持つ強みもあった。
FA権を保有し、今季年俸約3360万円の金泰均を獲得する場合、1億5000万円以上を要する可能性が高い。
だが西村新監督の下、V奪回を目指すチームに右の長距離砲は不可欠で“アジアの大砲”獲得は近く正式決定する。
◆金泰均(キム・テギュン) 1982年5月29日生まれの27歳。天安北一高からハンファ入り。1年目から一塁手で出場し、規定打席不足も打率.335、20本塁打で新人王。昨年は31本塁打で初の本塁打王。今季は前半戦に長期離脱も95試合で打率.330、19本塁打、62打点。通算1031試合で1091安打、打率.310、188本塁打、701打点。06、09年WBC代表。1メートル84、100キロ、右投げ右打ち。

そういう意味では獲得となった場合に騒動の元になりかねないのが、こちらの金泰均です。
先日は金東柱の名前を挙げていた機関紙が手のひらを返したかのような報道ですので、かなり実現性が高いのかもしれません。
それにしても1億5000万以上の年俸が物議を醸すことになるのは間違いなく、清水を売った金で金泰均を買ったとでも言われそうです。
まあ韓国選手の場合は別会計、女性にとってのケーキみたいな別腹扱いなのかもしれませんが、それが頭で分かってはいても冷静にはなれないのがファンというものでしょう。
緊縮財政でチーム強化をおろそかにしていると言っていた口が、今度は無駄遣いだと罵ることになるのが火を見るよりも明らかで、自己矛盾に悩むことになる人も多くなりそうです。
金泰均としては自分に関係のないところでのプレッシャーをかけられながらのスタートとなることが気の毒ではあるのですが、それもこれも獲得が決まってからの心配です。
結局はズレータの採用で以上終了、やっぱり渋チンかと嘆くことになるのかもしれず、何にせよ確実に言えることは不憫なのは福浦、これは衆目の一致するところでしょう。
頑張れ福浦、負けるな福浦、ロッテの一塁は福浦のもの、2000本安打を目指して一歩も引かないぞ。
そんな横断幕がライトスタンドに掲げられることを心待ちにしていますので、外野観戦の方々にはよろしくお願いします。

 

コメント (25)

2009年通信簿 28 根本朋久

2009-11-10 00:15:32 | 千葉ロッテ

28 根本朋久 投手 23歳 年俸1300万円

【2009年成績】 4試合 1勝0敗0S 防御4.15 4回1/3 7被安打 0被本塁打 1与四球 0与死球 2奪三振 被打率.350

今年は僅か4試合の登板ながらもプロ初勝利をマークし、ようやくスタートラインに立った根本であったと言えます。
また目指すべき起用法も明らかとなってきましたので、来季の飛躍に期待をしたいところです。

2軍でも36回1/3で51安打を浴びている根本ですから、ここぞという場面で抑えることができるタイプではありません。
イニングとほぼ同数の奪三振力があり、また与四死球も少ないという安定感もあるのですが、どちらかと言えば打たせて取る、それが根本です。
長いイニングを何となく投げきることこそが根本の真骨頂であり、そんな起用をすれば意外に1軍でも通用をするのではないかと、そんな思いを持っています。

根本の特徴はやや横手から出てくる、出所が見づらいフォームにあると言えます。
そういう意味では成瀬に近いのですが、根本の場合は腕の振りが鈍い感じがあり、ややもったりとしたところがマイナスポイントと言ってよいでしょう。
ボール自体はいいものがありながらも見ていてキレが感じられない、せっかくのフォームを活かしきっていないように思います。
躍動感、とは違うかもしれませんが、もう少し腕を小気味よく振ることが出来れば打者としては見づらいフォームからボールが手元に伸びてくることになりますので、成瀬ほどとは言わないまでもかなりの武器になるでしょう。

来季の根本には長いイニングを放らせたい、とにかくその思いが強くあります。
1軍で先発を任されるには実力、経験ともに不足をしていますので、まずは左のロングリリーフとしての起用がよいと思います。
もし2軍で投げることになれば先発として使い続けて欲しいですし、最低でも100球前後は投げさせることが求められるのは言うまでもありません。
根本に限らず先発はある程度の球数を投げなければ育つものも育たないのは今年までの浦和が証明をしていますので、その過ちを繰り返さないことを願っています。

2008年通信簿


【オリオン村査定】 1300万円 → 1400万円 (△8%)

 

コメント (11)