オペラ「トスカ」に続いて会員制芸術サロン“ 本と珈琲リースヒェン ” にて、月一回のイベントChorus Russes.... performance vol.2『ロミオとジュリエット』が開催されました。
イベント後半はもちろん有栖会近藤宗紀さんの呈茶です。
わたしは干菓子として「ロミオとジュリエット」のクッキーをお作りさせていただきました。
ロミオとジュリエット・・・シェイクスピアの恋愛悲劇というよりも美しい映画音楽とともに思い出がよみがえる映画の名作として記憶に残っています。
さて・・今回も!?近藤宗紀さんからはかなりハードルの高いご希望をいただき・・・
回らない頭を何度も回してなんとかお作り出来ました~(笑)
有栖会呈茶お菓子「ロミオとジュリエット」
ひとつのハートを真っ二つに。
ロミオとジュリエット、恋人たちはわかれわかれ・・・
でもハートの片割れとその片割れのクッキーをそっと合わせるとぴったりとお互いの手の平が合います。
別々のハート同士ではこううまく引っ付かない・・・ように作りました。
そしてあの有名なセリフ「どうしてあなたはロミオなの!?」
純粋な愛に目覚めた若い二人がなぜ死なねばならなかったのか!?
フランコ・ゼフィレッリ監督の映画を見て、この結末を選んだシェイクスピアのことをちょっぴり嫌いになった・・・そんなことも思い出しました。
ニーノ・ロータ作曲の切なくも美しい曲は今でも人の心を打ちますね。
イベントではご参加のみなさまでこの曲を合唱されたとか・・・。
ひととき、音楽と芸術、そしてお茶。
まさに一座建立。素敵なイベント。
お菓子も喜んでいただけたようでホッとしました。
ありがとうございました。