Chemin♪お菓子の小径(シュマン♪おかしのこみち)

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Table Setting Style For Wedding☆バラの花で一杯のウエディング

2009年11月14日 | シュガークラフト

一雨ごとに季節が冬に向かって進んでいくようですね。

さて、ショパンさんよりオーダーいただいたシュガークラフトのテーブルセッティング3作品のご紹介ですが、とてもご好評をいただいてすご~くうれしいです!

シュガークラフトは作る前の構想段階からChemin♪ワールド(ほぼ妄想ですが・・・)全開。。。

さて今日もみなさまChemin♪ワールドにお付き合いくださいませ♪

Table Setting Style For Wedding☆バラの花で一杯のウエディング

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こちらのように、シュガーのバラの花のアレンジとの組み合わせはテーブルセッテイングスタイルにはめずらしいです。

私が以前ご結婚のお祝いにプレゼントするために作ったものをブログでショパンさんがごらんになり気に入ってくださってオーダーされました。

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バラの季節に美しいローズガーデンでのウエディングパーティーです。

ローズガーデンには色とりどりのバラの花が咲いています。

中でも花嫁の純白のウエディングドレスにピッタリなのは、白いバラ。

花嫁の髪飾りもブーケも花婿の胸ポケットのブートニアもおそろいの白いバラ。

花嫁と花婿の門出をみんなでお祝いしましょう!

「どうぞお幸せに!」

祝福の気持ちのこもったプレゼントやメッセージカードが次々とテーブルに運ばれてきました。

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つがいの鳩は夫婦円満、しあわせのしるし。

三段のウエディングケーキは花嫁の手作りです。(花嫁さんガンバリマシタ!)

一番下の大きなケーキはその場で切り分けパーティーにきてくださった方へ♪

二段目はパーティーに参加できなかった方へ届けられます。

一番上は2人のために♪

このような三段のウエデイングケーキは18世紀のイギリスに初めて登場しました。

イギリスの菓子職人ウィリアム・リッチがロンドンの「セントブライド教会」を思い描いて作ったものと伝えられています。

セントブライド教会は2000年もの長い歴史を持ち、塔の美しさは「石の抒情詩」と形容されるほど有名な教会です。

その後、19世紀になり大英帝国の最も華やかな時代、ヴィクトリア女王のロイヤルウエディングケーキとして大変有名になりました。

(今田美奈子先生著書 「入門」シュガーケーキデコレーション 参考)

Photo_4

みなさんの中にはお気づきの方もいらっしゃると思いますが・・・

白いバラ・・・といっても実は真っ白ではありません。

テーブルクロスに使っているようなもともとの白いシュガーペーストで花を作るとまるで石膏のようで生命感がでません。

白にほんの少し色を入れるとあぁ~ら不思議!

今まさに咲いていたかのような白いバラの花びらのように見えるのです。

とはいえ、本当のバラと並べてみれば、残念ながら本物にはおよびませんが。。。

ほんものの生命の美しさと尊さに心打たれます。

本物の花を半永久的に楽しめるプリザーブドフラワーでさえも白いバラは生花の透明感は再現がむつかしいようです。

白いバラを作るたびに、「生きてるってすごいなぁ~!」としみじみ思うChemin♪です。

さて、ショパンさん♪

三つのテーブルセッテイングのシュガークラフト。

並べて見るとそれぞれの特徴がきっとわかっていただけると思います。

オーダーをいただいてお届けまで2ヶ月あまり。

ひとつずつ作ってはお届けしようか・・・と思ったこともありましたが

三つ並べて「アレ?なんかドレも同じように見えちゃう!?」なんてことになるのがいやで、結局三つ同時に仕上げるようにしてしまいました。

長らくお待ちいただき本当にありがとうございました。

2ヶ月余り、アレコレとストーリーとデザインを練りながら徐々に出来上がる作品と過ごす楽しい時間をいただき幸せです♪

これからはショパンさんのお手元でどうぞよろしくお願いいたします♪

きゃっ!なんかお嫁に出す親みたいですねぇ~(笑)

ではまたね♪ See You~!

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