Chemin♪お菓子の小径(シュマン♪おかしのこみち)

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双子の天使とバースデー♪

2007年06月30日 | インポート

昨日、6月29日は私のバースデーでした。

あぁ~またひとつ年をとったぁ~!とも思うし、でも「おめでとう♪」と言ってもらえるとやっぱりうれしい~♪♪

「おめでとう♪」メッセージをくださったみなさん、本当にありがとうございました!

自分の誕生日といっても、特別お祝いをするでもなく、いつものようにお菓子を焼いてお届けしたり、介護のお仕事で車椅子を押したり、買い物して洗濯してご飯作って・・・いつもと同じ生活なのですが、「おめでとう♪」の言葉がうれしくて、夜眠るまで、私にとって特別な一日となりました。

まぁ~うちの旦那も息子たちも全員忘れてたけどぉ・・・・ (┬┬_┬┬) 

バースデーといえば、今田美奈子先生の「365日のバースデーケーキと星占い」に出品させていただいたシュガークラフト作品、「双子の天使」をご紹介します。

Photo_178 ふたご座、6月17日のバースデーの方のためのシュガークラフトのケーキという指定でデザインいたしました。

どんな色、デザインにしようか、アレコレずいぶん悩んだ末に、その年のエルメスのスカーフの新柄のイメージが宇宙だったのを思い出して、広い宇宙を楽しげに遊泳しているような双子の天使を18センチのケーキに描くことにしました。

空に輝く星たちを眺めては、いろいろな動物や神様に見たてて、不思議な物語とともに語り継がれた神話のような世界。

白鳥座、こと座、太陽、月、土星、流れ星・・・などなど・・・思いつくままに♪

今でもこの作品はうちにありますが、もう7年近くもたつので少し青色が薄くなってきました。本当はもっともっと深い青だったのですが。

さて、私のバースデーの29日はかに座ですが、本に載っていたバースデーケーキは「ティラミス」でした。

そして、「星の王子様」の作者であり、また飛行気乗りでもあった「アントワーヌ・ド・サンテグジュペリ」も同じ6月29日のバースデーです。「星の王子様」では心にビ~んと響く言葉がいくつもありましたが

「おとなは、だれも、はじめは子どもだった。(しかし、そのことを忘れずにいるおとなは、いくらもいない。)」(冒頭の一節)

「心で見なくちゃ、ものごとはよく見えないってことさ。かんじんなことは、目に見えないんだよ。」 (キツネが王子に言った言葉)

「あんたが、あんたのバラの花をとても大切に思ってるのはね、そのバラの花のために、ひまつぶししたからだよ。人間っていうものは、この大切なことを忘れてるんだよ。だけど、あんたは、このことを忘れちゃいけない。めんどうみた相手には、いつまでも責任があるんだ。まもらなけりゃいけないんだよ、バラの花との約束をね…」(キツネが王子に言った言葉」
サンテグジュペリは、1944年7月31日、敵地撮影の任務を担って1人乗りの偵察機で飛びたったまま、二度と帰ることはなかったそうです。44歳。。。。

私は、サンテグジュペリの年齢も越えています。ね~♪久しぶりに読み直してみようかなぁ・・・♪

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