今日のひとネタ

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1972年のペペロンチーノ

2022年05月24日 | ドラマレビュー

 ぼちぼち「ちむどんどん」に真剣に突っ込みを入れる人もいなくなってきたかと思うのですが、一応説明すると現在の舞台は1972年。ヒロインは沖縄が本土復帰した日に上京し、数日後に銀座のイタリアンレストランで働き始めます。

 当時の銀座の様子は知りませんが、そんな頃に老舗のイタリアンレストランなんてあったんか?と思ってしまうのが人情。ただ、有名な「キャンティ」は1960年に開店したそうですから、あったというならそれはそれでいいでしょう。

 ただ、私はキャンティというと安井かずみさんの本とかザ・タイガースの本で読んだイメージが強く、レストランというよりは有名人の社交場だと思ってました。安井さんとか加橋かつみさんはもちろん三島由紀夫、加賀まりこ、コシノジュンコ、ムッシュかまやつという人たちが入り浸ってたということで。

 なので、そこは別格として他の店はというと高田馬場に「リストランテ文流」というのができたのが1973年。当時はまだイタリアレストランがまだ一般的ではなかったので、ここもオープンして約8カ月は開店休業のような状態だったというのは料理王国というサイトで見ました。

 ドラマはそんな時代の話ですが、明日はそのヒロインとレストランのオーナーがペペロンチーノで料理対決をするそうです。私がペペロンチーノを知ったのはバブルの頃だったように思うので、このドラマは20年くらい早いですね。

 とはいえ、このヒロインは横浜の鶴見と銀座の間を毎日通勤時間なしで行き来している時空を超えた存在なので、ペペロンチーノごときで大騒ぎするのは大人げないと言わざるを得ません。いろんな意味でもう目が離せませんね。


 ということで「もう雑だ、杜撰だ、適当だと言われるのは飽き飽きしたよ。ちむどんどんと呼んでくれ。」と言っておきましょう。この元ネタがわかる人はいますでしょうか。