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朝ドラ「ちむどんどん」どうでしょう?

2022年05月01日 | ドラマレビュー

 朝ドラ「ちむどんどん」ですが、世間の評価はどうなのでしょうか。私はヒロインが子役時代は結構楽しんで見てたのですが、その後は結構脚本が適当だと思ってます。脚本が適当だというのは「エール」も同様の感想だったのですが、あちらは人物設定がどうもあやふやで「この人ってそんな性格だっけ?」と思うことがしばしばありましたが、今回はそれも含めて全体に緩すぎ。

 いいドラマは、実際に画面の中で描かれている部分以外にも登場人物たちが日常生活を送っている姿を想像できたりするのですが、それは一切ありませんね。何よりも、父親が亡くなって生活が厳しくなり、借金も多額あるために母親が工事現場でハードな作業をして倒れてしまったという流れのあと、いきなり次の回で7年後の世界にワープでしたから。

 その7年後の世界では、長男は高校でボクシングをやってて卒業後は働きに出たけどすぐやめて戻ってきたという設定。長女は短大を卒業して教師になり、ヒロインである次女と末娘は高校生ですが、長男働いてないのに短大の費用はどうしたの?、娘二人の高校進学のお金はどっから出たの?という謎だらけ。

 さらに、母親は村の共同売店で働いて内職もしてるとの事ですが、工事現場の肉体労働でもダメなのに共同売店の給料で子供4人の学費を賄いながら借金も返していくというのは、どう考えても「ありえん!」ですわね。それでいて、申し訳程度に長女やヒロインの服がツギハギがあるというのは、取ってつけたような感じで。


 また、母親役の仲間由紀恵がやたらと健康そうで肌ツヤが良いのも結構違和感あります。末娘が病弱でよく熱を出すという設定は7年前までと同じですが、それならなおさら「あの7年間はどうやって乗り切ったの?」とどうにもモヤモヤが晴れません。

 まあ別に雰囲気は悪くないので、そこだけ楽しみには見ておりますが、まあそういうドラマなのでしょうね。今後どういう展開になりますか。実は母親が密かに那覇でマジシャンのバイトをしてたという秘密が明らかに…とか。