夢のメモ。。
そこは、どこかの体育館で、大勢の避難してきたひとが家族単位で休んでいた。我が家も、亡き父含めて、家族みんなで来ていた。突然、隣り辺りで休んでいたある家族のひとりの男性が父親を亡くした悲しみを大声で叫びながら泣き出して倒れ込み、その妻らしい女性が介抱していたが、なかなかその泣く男性を宥めるのはむずかしいようだった。その男性の母親らしき女性がおろおろして我が家のところへやって来た。〈申し訳ありません。介抱するお手伝いしていただけませんか〉と言うので、亡き父が〈私も1951年に父を亡くしてますから〉とその母親に従いて男性のもとへ行った。しばらくすると男性の泣き声が止んだ。亡き父が手をかざしていた男性の体からもやもやした青い濃い煙のようなものが出てきた。亡き父が周囲に〈危ないです。青いものに触れてはいけません〉と言っている。。。そこで目が覚めた。
ところで。
伊坂幸太郎氏の小説『重力ピエロ』(新潮文庫)の冒頭の一文、
春が二階から落ちてきた。
はきっと、夏目漱石『坊っちゃん』の冒頭の、主人公が子ども時代に二階から飛び降りて腰を抜かしたら父親から「そんなことで腰を抜かす奴があるか」と叱責されたエピソードを述懐する部分から着想されたものではないだろうかと思う。
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