今日は仕事休みで、久しぶりに国会図書館へ。いろいろ調べている中で偶々、『産科と婦人科』昭和11年11月号という産婦人科の先生方が購読していた雑誌の中に、大阪市港区辰巳町で個人医院を開業していた折りの30歳の祖父が、28歳のときに往診した患者さんの症例について寄稿した記事を見つけ、読んだ。往診に呼ばれた経緯、診察所見、診断、処置、治療経過が肝要漏らさず詳しく報告されていた。祖父の人生は残念ながら38歳で幕を閉じたので、28歳と言っても駆け出しでありながらほぼ晩年に近かったわけで、あらためて、命のことをいろいろ考えさせられた。
そして、全然別の話題ながら、こちらの記事も興味深い。