音楽の歴史上有名なツーショット写真のこと。
ウィーンの、恐らく楽友協会図書室辺りがいまは所蔵しているのだろうと思うのだけれども、ブラームスがヨハン・シュトラウス二世と一緒に写っているスナップ写真が残っているそうだ。だから、同時代を生きた大作曲家のふたりが知り合いだったことはたしかだとして、あのブラームスが平生ヨハン・シュトラウス二世の音楽をどのように批評していたかを具体的に伝える文献はないらしい。しかし、なんとなく唐突なのだけれども、ブラームスはヨハン・シュトラウス二世の皇帝円舞曲をことのほか好きだったような気がする。今朝はとりわけそうした思いに駆られる。どうしてかはわからない。