興味深い自筆譜展。仕事帰りに寄ってみようかと考えています。
山田一雄自筆譜展─東京藝術大学附属図書館貴重資料展─
マーラーやベートーヴェンの情熱的な指揮ぶりで聴衆を魅了し、「ヤマカズ」の愛称で広く愛されてきた山田一雄(やまだ・かずお。1912-1991)は、作曲家としても多数の作品を残し、日本のクラシック界を黎明期からけん引し続けてきました。また本学の前身である東京音楽学校の出身の山田は、芸大音楽学部指揮科で教鞭をとり、後進を育成する教育者でもありました。2011年の山田一雄没後20年と翌2012年に迎える生誕100年という区切りの年を記念し、東京藝術大学附属図書館ではご遺族の所蔵品も合わせ自筆楽譜を初公開します。
(中略)
会期: 2011年11月7日(月)-12月3日(土) *日・祝日休館
時間: 9時開館、平日20時、土曜17時まで
会場: 東京藝術大学附属図書館2階目録室(上野キャンパス案内)
展示作品:
《交響的木曾》 1939 管弦楽総譜 (個人蔵)
《コクトオ・三題》 1五月の朝、2 少年水夫、3 踊子 ジャン・コクトオ詩;堀口大学訳 1939 ピアノ伴奏譜(第2曲:個人蔵)
《辮髪時代から》 ソプラノと女声合唱のためのカンタータ ハインリヒ・ハイネ詩;生田春月訳 1936 ピアノ・ヴォーカル譜
《序・荘厳なる祭典》 1940 管弦楽総譜
観覧料金: 無料
後援: たいとう ときめきフェスタ
(中略)
問い合わせ: 東京藝術大学附属図書館(tel:050-5525-2429)