カームラサンの奥之院興廃記

好きな音楽のこと、惹かれる短歌のことなどを、気の向くままに綴っていきます。

おひさま

2011-08-24 08:55:45 | Weblog

23日の朝、三島の宿のテレビでNHK朝の連続テレビ小説「おひさま」を見て、渡辺俊幸氏作曲の素晴らしい音楽にいっぺんに魅了されてしまいました。


タイトルバックのメインテーマでは、ハープや木管楽器主体のややコミカルで楽しい前奏部分からストリングスの伸びやかで美しい主要部分に入るところでさりげなく(?)繋ぎ和音をポーンと鳴らす形での転調が行われていますが、そこも私のはまったツボです。

「おひさま サウンドトラック」(CD)
http://www.amazon.co.jp/%E3%81%8A%E3%81%B2%E3%81%95%E3%81%BE-%E3%82%B5%E3%82%A6%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%83%E3%82%AF-TV%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%A9/dp/B004X86PBI/ref=sr_1_6?ie=UTF8&qid=1314167805&sr=8-6


アマゾンのサイトでCD収録曲各曲を45秒間ずつ試聴できます。

ちなみに「1. メインテーマ タイトルバック」はもともとがちょうど45秒の長さに作られているので、試聴用サンプルでまるまる聴くことができます。

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安騎野志郎

2011-08-24 03:10:54 | Weblog
斎藤正二編著『戦後の短歌』(現代教養文庫)p385によれば、前登志夫氏は初期の頃「安騎野志郎」を筆名にされていたそうです。



かなしみは明るさゆゑにきたりけり一本の樹の翳(かげ)らひにけり  安騎野志郎





存在のかくひそかにも移るとき空ゆくもののうつくしき糞(ふん)  安騎野志郎




前さんの有名な歌も、初出の作者名になると、なんだか、作品の印象まで変わって見えます。
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