モノ作り・自分作り

東横線 元住吉 にある 絵画教室 アトリエ・ミオス の授業をご紹介します。
美術スタッフが、徒然に日記を書いています。

ティッシュ箱の中の森

2016-08-13 18:54:23 | 小学生ワークショップ

 

こんばんは、大竹です。本日開催したワークショップ、ティッシュ箱ジオラマの記事を書かせて頂きます。
今回1〜2年生の子が大半を占めていた為か、途中のまま残りはお家で、という子がいましたのでお家でも続きが出来るようコツをこちらでご紹介致します。

まず小原先生がワークショップの最後にちょこっと言っていましたが、森の中を探検する自分を作っても面白いと思います。その時、少し自分を大きく作って手前に置きましょう。そうする事でより奥行きを出すことができます。また、森となるとどうしても緑色のものばかりになってしまうので、リンゴなどの果物を作って木に実らせると彩りも華やかになると思います。ワークショップ中に作った木の葉っぱ(正方形の紙に切り込みを入れて、ぼうしを作ってから周りを切ってフサフサにしたよね)も、大きさの違うものを作って重ねるともっと大きな木になります。緑と黄色を材料としてお渡ししましたが、お家にある好きな色の紙で作っても良いでしょう。
動物の他に、カブトムシやセミなども作るとより森らしくなりますね。小さい虫の手足は紙では作りにくいので、体だけ小さく切って貼り付けたら、脚はペンで直接木に描くと簡単にできます。虫などの小さなものは、遠くの木につけてしまうと覗いた時にあまり見えないので一番手前の木に止まらせてあげて下さい。
黄色や茶色の折り紙などがあれば、それをちぎって落ち葉として地面に貼り付けても良いでしょう。その時、手前の方は大きくちぎり、奥の方は細かくちぎって貼り付けましょう。同じ葉っぱでも、遠くにあるものは小さく見えてくるからです。

また、今回描いた森の風景で使った技法や、なぜ覗き穴から覗くと自分が小人になったように見えるのかの解説プリントも配布しましたので、次に絵を描く時に参考にしてみて下さいね。山を描く時になどに遠くの元を青っぽく描くだけでもグッと大人っぽい雰囲気になると思います。(プリントは下にも掲載しているものと同じものです)

 

 

コメント
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