サヤカです!大学2年性となり、新入生との距離感にドギマギしています…今回は、小学生クラスの4月カリキュラムをご紹介します!なつめ先生が作ったテキストを参考に、1ヶ月掛けて3枚の水の絵を制作しました。1枚目は鉛筆で描く雫。2枚目は水彩絵具で描く雫。3枚目が写真の『ぽちゃんと跳ねた水滴』です。
1枚目の鉛筆画の雫は、1時間もかからず完成させましたが、お手本をよく観察してリアルな雫の質感を鉛筆のグラデーションで再現しました。グレーの下地を作るために、鉛筆を滑らせ、指で擦るのですが、鉛筆の跡がなくなるまで擦るため、みんな指を真っ黒にして必死!仕上げに、消しゴムで抜いて光を表現すると、ここで一気にクオリティがあがり、興奮する様子が伝わってきました。
2枚目の水彩絵具で描く雫は、青と白の絵の具だけで光をうまく表現し、クオリティの高い作品となりました。低学年の子達は、水分量の調節が難しく、グラデーションに苦戦していました。高学年になると、テキストを見て、光の入れ方を工夫したり、緑や黄色を使って繊細な光彩を表現したり、オリジナルの要素も加わってより素晴らしい作品に!
3枚目の創作風景を添えていますが、3枚目にもなるとみんな手慣れてきたのか、水滴の部分も水面に跳ねた水滴もスイスイと描いていました。水滴だけでなく波紋も描き、1枚目・2枚目での練習が生かされ、立派な一枚の絵になっています。
難しそうに見える水の描き方ですが、ちょっとしたテクニックや一工夫でリアルに再現することができます!普段好んで描くのはイラストでも、リアルに描けるコツを知るとデッサンにも興味が湧いてくるのではないでしょうか?!