モノ作り・自分作り

東横線 元住吉 にある 絵画教室 アトリエ・ミオス の授業をご紹介します。
美術スタッフが、徒然に日記を書いています。

”かたち”って何?

2023-12-29 10:19:10 | スタッフ講師


大竹 ー 幼児クラス・小学校受験クラス・小学生クラス・学生クラス・大人クラス担当

大竹です。毎年恒例の講師・スタッフの〆のブログですが、これを書かせて頂くのはもう何回目でしょうか?私は今年で27ですが、高校生の頃からミオスでアルバイトを始めましたので(生徒としては小学生からです)、もう人生の半分以上はミオスに関わっている事になります。その経験もあり、令和1年に開校した自分の絵画教室も順調に運営させて頂いております。

突然ですが、皆さんは子ども達に

「”かたち”ってなに?」

と聞かれたら、どのように説明しますか?是非1分ほど考えてみてから、文章を読み進めて下さい。これは実際に私が幼児クラスで子供たちに聞かれた事です。改めて考えると説明し難い概念ですね。幼児クラスに限らず、講師をしていると普段なんとなく使っている言葉だったり技術だったりを、改めて説明しなくてはならない場面が多くあります。
”形”の意味を検索してみると、

    1.見たり触ったりして知りうる、物の姿のうち、色を除いたもの。
      「―が崩れる」(もとの形、整った形でなくなる)
 
と出てきます。このような事を分かりやすく噛み砕いて説明しなくてはならない場面が多々あった1年でした…。(ちなみに私がした”形”の説明は、いろいろな形の物を手に取りながら”形”の概念を伝えて行きました。私にとっても子供達にとっても難しかったです!)お陰様で私も知らなかった事・知っている事の理解が深まり、大変勉強になりました。先生という職業は常に学び続ける必要がありますが、仕事の中にもささいな学びのキッカケが沢山潜んでいます。大人の方からは「先生って大変でしょう?」と聞かれる事もありますが、こういう事があって楽しいですよ!

そう、仕事が凄く楽しいんですね!楽しい1年でもありました。今までがつまらなかった訳では勿論なく、仕事に慣れ余裕が出来て楽しいと感じられる時間が増えたのだと思います。この世界で仕事を楽しいと感じている一体人はどれほどいるのでしょうか?とても幸せな事だと思います。
日々の皆様の制作を見ていると、制作過程も含めて作者の内面が現れているのがよく分かります。制作とは自分自身を削り出し、他の人にも目に見える形にしていく行為なのかな?と思ったりしました。そんな制作のお手伝いをさせて頂き、刺激的な日々を過ごさせて頂いております。生徒の皆様にとっても、アトリエでの時間がそうであって頂けたら幸いです。
 
なんだか取り止めのない文章になってしまいましたね。今年のブログはフリースタイルで良いとされていたので、前半はキチンと書くぞ!と意気込んで文章を打ちましたが、後半は少し肩の力を抜いて書かせて頂きました…笑(これまでの他の先生方やアシスタントさんのブログが読み応えがありますので、箸休めにはちょうど良かったでしょうか?)

来年もどうぞ宜しくお願いします!皆様も暖かくして良いお年をお迎え下さい!
コメント
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