モノ作り・自分作り

東横線 元住吉 にある 絵画教室 アトリエ・ミオス の授業をご紹介します。
美術スタッフが、徒然に日記を書いています。

今年は気付きの年

2023-12-27 11:50:03 | スタッフ講師


 真結花 大学2年 ー 小学生クラス・学生クラス・大人クラス担当

冬休みに入り、早くも曜日感覚がなくなってきましたマユカです!中学2年生からミオスに通い、高校生のうちからアルバイトとして働かせてもらっていますが、まだまだ学ぶことがたくさんあり更に精進していかねばと、決意を新たに全力を尽くす所存です。今年最後のブログでは一年を振り返ろうと思います。

特に印象が強かったのは、やはり4年ぶりの展覧会でしょうか。私も生徒だった頃には展覧会に参加し、作品を飾らせていただいたことがありましたが、その頃は「ミオスにはこんなにたくさんの人がいるんだ」「こんな作品描いてみたいな」と、同じアトリエでもなかなか見ることのない生徒さんの様々な作品を見たり、自分の作品に対してあたたかなお手紙をもらうことが出来て、ただただ楽しかったなぁという思い出がありました。別のクラスの学生達や、大人の方とも(お手紙という形ではありますが)関わることが出来る、貴重な機会だったなぁと今更ながら感じます。

しかし大学受験やコロナが重なり、結局生徒としては一度しか参加することが出来ないまま大学生になり、四年越しに開催された今年の展覧会では運営側としての参加になりました。当時の私はまさかこちら側で仕事させてもらえるとは思っていませんでしたから、運営業務の慌ただしさに目を回しつつも、新鮮な気持ちで楽しく様々なお仕事をさせてもらいました。この一週間のために多くの方の協力と、イベントを楽しんでもらおうという小原先生の細やかな気配りに感動したことを、昨日のことのように思い出します。
隣り合った絵同士の色味が遠くから見た時にどう見えるか、場所(光の当たり方etc)はどうか、絵同士の間隔や額縁の質感など...全て加味した上で並べられた絵画や立体作品の数々、どの人のどんな作品も、美しく見えるように悩み考え決定した展示のレイアウトは、今後控えている課題の勉強になりました。

展覧会を通して振り返れば、普段の授業でも、教える側の立ち位置で学ぶこと、気が付くことがとても多い一年でした…。
学生対象のデッサンの講習会を企画進行させてもらったり、受験生達の合格に向けて技術向上のためのアドバイスを任され、自分の経験や技術を総動員して頭を悩ませたりと、小原先生から与えられる仕事は、私の自主的な行動を促してもらっていたように思います。アルバイトを始めた当初から、「指示待ち人間にはなるな!」「自分で考えて、積極的に動ける人間になれ!」と喝を入れられていたため、自分なりに模索しながら動いていこうと努力してきました。しかしやはり先輩(今は社会人の一平先生や旭先生、帆花先生)には遠く及ばないと痛感する場面も多くあります。それでも少しずつ、先輩方のような細やかな気配りができる社会人目指して、精一杯自分らしく、成長していきたいと思います。

更に気合を入れて頑張ってまいりますので 皆様、また来年もよろしくお願いします!

コメント
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