モノ作り・自分作り

東横線 元住吉 にある 絵画教室 アトリエ・ミオス の授業をご紹介します。
美術スタッフが、徒然に日記を書いています。

タブーへの挑戦

2021-01-21 18:18:59 | 学生


佳菜穂 高3 パッケージデザイン

お久しぶりです!水曜小学生クラスをお手伝いしています、カナホです。最近耳が凍えるほど寒いですがいかがお過ごしですか?

さて私事ですが、川崎総合科学高等学校デザイン科の卒業制作展で、なんと最優秀賞を頂きました!自分がやろうとしていることが世間に少しでも伝わった気がして舞い上がりました。
ミオスの生徒さんも見に来てくれたそうで、辛い状況の中、足を運んでくださりありがとうございました。

私は作品展に、生理用品関連のパッケージデザイン提案を発表しました。

私の中で「生理=恥ずかしいもの」というイメージがあります。
生理用品を隠してお手洗いに行ったり、購入する時グレーの袋に入れられたり、異性から「生理?」と言われると嫌な気持ちになったり、会話に出すと気まずかったり……。
「生理だから」を理由に気持ちが沈んでしまう方が多いように感じます。
そんな生理のイメージを変えたくてこんな生理用品を提案しました。
「贈れる生理用品」

初めての生理
パートナーの生理
大切な日の生理
すべての生理に想いを贈ろう。

花柄やピンクといった女性向けのデザインを一新し、どんな人でも気軽に贈りあえるようなデザインを目指しました。
この提案を通して、性別に関係なく誰もが生理に対して前向きな気持ちで考えられる世界になったらいいなと思います。

1年間、0からブランディングデザインをしてみて、本当にこれを見て人の気持ちを動かせるのか?生理用品を発表することは受け入れられるのか?と沢山考えながらデザインの難しさを学びました。
その中でミオスの先生方、並びに支えてくれる友達がいて、本当に心強く人との繋がりを大事にしようと思えた1年でした。

大学生になってからも興味のあること、疑問を抱いたことを逃さずに人の繋がりを大切にしながら、今度は頼られる人として成長していきます。
後輩さん達も悩んだら周りの人達を信じて、沢山頼ってくださいね。ファイト〜!

コメント (2)
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