学生クラス 雄耶 高3の時の作品
どうも幸介です!本日ご紹介するのは、絵が試験に出る美大受験生でも無いのに、なぜか高校2年からアトリエに通い出した雄耶の作品。この春から一般大学のデザイン科に通うことになりまして、アトリエも卒業いたしました。本日載せた3枚は、その彼が昨年から今年の3月までの間に描いた作品です。
まずこの生徒、とても甘えん坊で、「どうやったら描けますか」「できないです」「先生描いて下さい」「もうやりたくないです」が口癖です。授業中も『僕のことかまって!』と目で訴えてくる彼ですが、いざ先生にかまってもらったり指導してもらうと、今度はアレ嫌だ&これ嫌だ&出来ないのオンパレード。駄々っ子なのでしょうか。そりゃ岩田先生もキレるよ!と感じておりました(笑)。美大受験しない学生の中では画力もなかなか高く、アトリエ以外でも自主的に創作活動をするなど意欲はあるので、その甘えたがりなところや優柔不断なところさえなければ、講師陣に怒られることもなく正当に評価されただろうに!
さて、本日載せた作品は、油彩2枚と石膏デッサン1枚。立体感や質感ある程度捉えられてはおりますが、陰影を色彩で描く力がまだまだ弱いかなと思います。テクスチャーや、素材そのものの色彩にひっぱられてしまっている印象。モチーフの形を取る力は良くなってきていますね。今後は大学の課題も忙しくなると思いますが、どんどん色彩を使った絵を描いて画面を作る力を養っていってほしいです。
彼に足りないのは、練習した枚数だけ。時間を作って沢山描いて、またアトリエに見せに来てくださいね!!待ってるからねー!