焼き付くような日差しも吹っ飛ばす勢いの小学生クラスの油絵。下絵から色が着きはじめたかな?と思っていると、日に日にカラフルになっています!油絵というのは描く過程での劇的変化も面白いところです。見逃せませんよ!
どうでしょう、こういう作品なのかと思ってしまうくらいビビッドな色使い。なかなかに面白く、美しいですよね。そう、今年の下塗りは途中経過も鮮やかに補色を置いていく技法で描いています。
風景画がテーマだった昨年の油絵では、このように下地は一色で塗り進めていました。一連なりの風景を表す時に、下塗りから激しく差を付けてしまうとバラバラな印象になりかねません。一体感を得るためあのような技法で描きました。そして今年は静物画ですから、個々のモチーフを引き立たせていくために補色を利用しています。右上が最近アトリエの壁のあちこちに貼ってある色相環です。名前のそのままズバリ色相を円環で表したもので、この環の中の反対側同士が補色になります。下塗りと見比べてみると、モチーフの元の色を想像できるのではないでしょうか。今回は透明、白のモチーフの下塗りには黄色を置いています。こうすることで光を湛えたように美しい色味を得ることが出来ます。
さてこのように鮮やかなモチーフに対して、背景は沈んだ色合いで色を置くように伝えています。それはどうしてだと思う?と子供たちにたずねてみると、背景だから目立たないように塗る!と即答!(凄い!やるぅ!)そう、背景が主張しすぎてはモチーフが埋もれてしまいます。講師が説明するより前にしっかり分かってるのですから、なんとも頼もしいことです!期待が更に高まりますね。
こうして賑やかにアトリエの壁を飾っている油絵たちですが、よくよく見るとなぜか金魚鉢の中に違う生き物が住んでいる絵が1枚あります。下地も補色も何のその、小原先生の目を盗んで速攻で描いていたとか。これまた頼もしいかも!?なんて、見つけた時にはついニヤニヤしてしまった私です。皆さんもぜひ探してみて下さいね。庄司でした。
どうでしょう、こういう作品なのかと思ってしまうくらいビビッドな色使い。なかなかに面白く、美しいですよね。そう、今年の下塗りは途中経過も鮮やかに補色を置いていく技法で描いています。
風景画がテーマだった昨年の油絵では、このように下地は一色で塗り進めていました。一連なりの風景を表す時に、下塗りから激しく差を付けてしまうとバラバラな印象になりかねません。一体感を得るためあのような技法で描きました。そして今年は静物画ですから、個々のモチーフを引き立たせていくために補色を利用しています。右上が最近アトリエの壁のあちこちに貼ってある色相環です。名前のそのままズバリ色相を円環で表したもので、この環の中の反対側同士が補色になります。下塗りと見比べてみると、モチーフの元の色を想像できるのではないでしょうか。今回は透明、白のモチーフの下塗りには黄色を置いています。こうすることで光を湛えたように美しい色味を得ることが出来ます。
さてこのように鮮やかなモチーフに対して、背景は沈んだ色合いで色を置くように伝えています。それはどうしてだと思う?と子供たちにたずねてみると、背景だから目立たないように塗る!と即答!(凄い!やるぅ!)そう、背景が主張しすぎてはモチーフが埋もれてしまいます。講師が説明するより前にしっかり分かってるのですから、なんとも頼もしいことです!期待が更に高まりますね。
こうして賑やかにアトリエの壁を飾っている油絵たちですが、よくよく見るとなぜか金魚鉢の中に違う生き物が住んでいる絵が1枚あります。下地も補色も何のその、小原先生の目を盗んで速攻で描いていたとか。これまた頼もしいかも!?なんて、見つけた時にはついニヤニヤしてしまった私です。皆さんもぜひ探してみて下さいね。庄司でした。