駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

御意に心を強くする

2021年06月25日 | 世の中
                      

 

 宮内庁の西村長官は定例会見で「天皇陛下がオリンピック・パラリンピックの開催が感染拡大に繋がらないかご懸念されている」と述べた。陛下に対して恐れ多い言い方になるが、まともなご発言に感激心を強くした。
 都合の悪いことには難癖を付ける人達は政治的発言ではないかと無視しようとするだろうが。火に油を注げば火事になるのは小学生でも分かる理屈で、火の用心と言うのが政治的発言だろうか。
 観客一万人に招待客オリンピック関係者を含まないという理由がわからない。招待客やオリンピック関係者は人間ではなくコロナに感染しないロボットだとでもいうのだろうか。水際で防ぐと言いながら水際が成田から泉佐野まで移動するとはどうしたことか。ここに来て責任のなすりあい、最低最悪で危険だ。
 オリンピックに目がくらみ知能を失った首相が恐ろしい。
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貴重な店

2021年06月24日 | 贔屓
            

 昨日昼下がり半年ぶりに三十年前から時々行く喫茶店へ行った。家から車で十分ほどの裏通りにある。開店して二年目くらいだったと思う、納屋のような作りで面白そうだと入ったのがきっかけだ。時代を先取りして当初からコーヒーに力を入れ、店のオリジナルコーヒーも焙煎の度合いによって三種類出し、産出国別のストレートコーヒーを七、八種類置いている。長く続いているのはコーヒーが美味しいからだけでなく、マスターの謙虚で控えめな人柄に惹かれて来る客も多いとみている。一口に三十年と言うが失礼ながらマスターの髪の毛は徐々に後退し両脇だけになってしまった。私は年に二三回なので常連とは言えないが、きちんと覚えていてくれて帰り際、丁寧にありがとうございましたと頭を下げてお礼を言われる。中々できることではないと思う。
 常連客が多く、居間の延長のような感じで利用している人も多いようだ。ご主人は五歳くらい年下と思う。お子さんが後を継ぐ気配はなくいつの日にか閉じられると思うが、私が通える間は頑張ってほしい。
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スタンの付く国

2021年06月23日 | 世界
        

 世界に行ってみたい所は数多い。中でカザフスタン、トルクメニスタン、ウズベキスタン、タジキスタン 、キルギスタン、アフガニスタン、パキスタンなどスタンの付く国に一度は行ってみたい。正直アフガニスタンとパキスタンはあんまりなのだが、シルクロードを辿ってみたい気持ちは今でもある。
 幸いユ-チュ-ブがあるので、少し探ってみたいと思っている。実際の感じとは随分違うとしても、ユ-チュ-ブには実に様々な情報が埋まっている。
 スタンの付く国ではないがアゼルバイジャンの自然の中で料理をする番組?を見付け楽しんでいる。10kg単位の肉を調理するスケールが大きくダイナミックな料理法に目を開かされる。使われる包丁も馬鹿でかく迫力満点だ。多彩な調味料をふんだんに使う。日本ではこれほど調味料を使わないので、どんな味になるのだろうと興味津々だ。WILDERNESS COOKINGで探すと見つかると思う。二十一世紀のニュースにはあまり登場しない地域だが、千年二千年の昔には隆盛を極めた地域で、今再び地勢的には重要を増してゆくと思う。そして意外に日本人と相性が良さそうな気がしている。
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なぜ安心安全か根拠を

2021年06月22日 | 政治経済
            

 安心安全というおまじないを唱えていると新型コロナが五輪会場に侵入しないというのは妄想以外の何物でもない。ウイルスというのは究極の平等主義者で強靱な肉体を誇るオリンピック選手だろうが杖歩行のお年寄りだろうが応援に狩り出される小学生だろうが、見境なく感染する。
 ウガンダ選手団をなぜ特別扱いするのか、選手団の中に感染者が居れば選手団は全員二週間の隔離が必要で、例外を作っては安心安全はお題目に過ぎなくなる。本当に安心安全を目指すなら例外は作ってはならない。ウイルスは例外を認めないからだ。
 不思議なのはこれだけワクチン接種が強行促進できたのに、PCR検査は一年経ってもワクチン接種のような急速増加ができていないことだ。誰かPCR検査増加を妨げている人が居ると推測される。菅首相にPCR検査が切り札と注進すれば、PCR検査をいつでもどこでも何度でも受けることができるようになっていたはずだ。
 医療逼迫が一番の課題と言っているが、これは政府得意の論点ずらしで、感染を増やさないことが一番の課題に決まっている。医療逼迫を課題と言い出すのは医療逼迫にならない程度の感染は容認しようという考え方が裏にあるからと推定される。医療逼迫には対処する方策があるはずで、それを考えるのが政府の仕事と申し上げたい。
 なぜ観客一万人?、一万人居ないと盛り上がらないやったと発表しにくいからだろう。
 なぜこうまでしてやりたいのか説明しないで国民の命と健康を危険にさらして、私は賭に出たと嘯く菅首相の思考回路はどうなっているのか?、支持率挽回だか首相再選だかの賭けにはお付き合いできません。
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隣の客はよく食う客だ。

2021年06月21日 | 世の中
               

 夏なのでさっぱりしたものをと蕎麦屋に入った。時分時で混んでいる。私はざる蕎麦と小天丼セット、家内はおろしそばを頼んだ。隣に若い二人連れが座った。夫婦ではなく恋人風。おろしそばと天丼、付けトロそばに天丼を注文した。女性は小柄で華奢な感じなので、余計なお世話だがえっそんなに食べるのと驚いたのだが何のことはない、小太りの男性が女性が残した分までもりもり食べてしまう。私がそば湯を飲んで、一息ついているともう席を立った。大食いの人は早食いのことが多い。痩せて小食の人はゆっくり食べる人が多い。
 よく噛めば自然ゆっくりになるし消化も良くなる少量で腹がくちくなるで一石三鳥なのだが、指導しても実行できる人は少ない。
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