駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

他人の空似

2022年09月12日 | 世の中

           

 

 患者さんの中に似た人が居て、戸惑うことがある。お二人とも長く通っておられる人で並んでもらえば容姿は明快に違うのだが、印象というか雰囲気が似ているのだ。もうお二人とも二十回以上お会いしているのに、間違えそうになる。唯、この頃は間違えそうになることを意識しているので、一呼吸おいて確認するのでだんだん区別がつくようになった。顔はさほど似ていないので、意識すれば間違えない。この似た組は男性女性一組づつ居られる。どちらも後期高齢者だ。

 人は主に顔で誰かを判別していると思うのだが、歩き方話し方仕種が似ていると間違えそうになる。私は殆ど経験がないのだが、家内は街で知らない誰かに間違えられることが何回もあり、私に似た人が二人は居ると言っている。街中ではそんなに顔をじろじろは見ないので、体つきや雰囲気が似ているのだろうと思う。

コメント
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