駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

インピーチメント

2019年12月22日 | 世の中

              


 弾劾は英語でimpeachmentと言うらしい。ピーチとメントのせいか響きがやさしい。日本語のダンガイの方が迫力がある。

 私はトランプが大統領になった時、任期を全うできないと予想したので、少し予想が当たったと感じている。九分九厘、弾劾は否決されるだろうが、弾劾されたという事実は重く大きい。何度も書いてきたが、米国は危うくおぞましいところのある国でトランプのような事実を自分に都合良くねじ曲げる人物を大統領にする国ではあるが、最強権力者をも弾劾できる対抗力も備えておりそれが最強国の由縁の気がしている。勿論、それで融合融和が図れるほど分極化は生半可なものではなくこれからも摩擦は続くだろう。

 触らぬ神にたたりなしと権力に従順でまやかしや誤魔化しに対抗する力が弱いと遂には全体が破綻する。森永卓郎さんは人間は馬鹿だからしょうがないと言うが、だからといって手をこまねいている気にはなれない。何の事実も示さず私は悪いことをしていないと言い張る人物、違反の証拠を隠滅したのを破棄したと誤魔化す人物を信用信任することは出来ない。フェイクニュースが飛び交う時代では事実確認と同時になぜそう言うかを考えて人物物事を評価吟味する必要がある。

 まず閣議と閣議決定の劣化と怪しさに目を向けたい。総理夫人は私人であるや反社会的勢力は定義できないなどをなぜ閣議決定するのか。そんなことを決定する閣議にどのような権威があるのか、地に落ちていると思う。

 身の回りは忙しいが安定してきており、心穏やかに過ごせば良い日曜の朝だが、ついニュースを見てキイを叩いてしまった。

コメント (2)
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