駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

印象操作の世界

2019年06月12日 | 政治経済

     

  

 今朝はなんだか涼しい。土曜日と比べたら寒いくらいだ。天気は曇っているが、日中はどうなるだろう、あんまり変わりやすいので、天候予測はしないことにした。

 不都合な事実が書かれているから受け取らない。あたかも受け取らないと事実そのものが消失するような振る舞いをしている高齢者が居る。お隣のお爺さんではない、日本の金融担当相兼副首相だ。

 「もしもし、Aさんですか。一昨日風邪で掛かられた時、尿に糖が出ていたので血糖検査をしましたね。250mg/dlもありました。あなたは糖尿病です、専門医への紹介状を書きましたので取りに来て下さい」。

 「何だと不愉快なことを言うなあ。飯も旨いし何処も痛くもない。そんなもの受け取らないぞ」。一年後、風の噂ではAさん8kgも痩せて市立病院に緊急入院したそうだ。

 これは身近でわかりやすい事例だが、世界平和のためあるいは火星人が攻めてくるといった主張が不自然に前へ出てくる時は注意した方がいい。目を逸らさせる煙幕のことがある。

 不都合な事実は隠さず表に出して議論すればいい。碌な名案代案もないのに、批判だけするケチな野郎は誰だと反撃すればよいのだ。色々な数値試算が出てきて混乱するだろうが、隠さず議論すれば、漸進することができる?だろう。老後は私にも身近な問題。正直なところが知りたい。2000万円超の貯えがあるので安心してよいのかね?。

コメント
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