イギリスのメイ首相がEU離脱後辞任すると表明した。えっ、そんな切り札が英国でも通用するのかと不思議な気がした。自己犠牲を最後の切り札とするのは日本特有の感覚伝統かと思っていた。平手政秀や佐倉惣五郎などのような人物がイギリス史にも存在するのだろうか。
しかし、白鳥の歌という表現があるから命の終わりというか引き際が特別という感覚は万国共通の普遍的なものかもしれない。BREXITを詳しくフォロウしているわけではないが、瓢箪から駒であっても離脱判定は国民投票の結果なのでこれを反故にすることはできない。再投票となればエンドレスになってしまう。少なくとも五年、出来れば十年は置かないと再投票は難しいと思う。