駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

尼僧ともあろうものが

2015年11月05日 | 人物、女

                  

 毎朝インスタントコーヒーを一杯飲む。最近は簡単なドリップ式もあるので、以前はそれを使っていたのだが、どうも狭いところで手が震えてこぼしたりするし、忙しい時間に僅かではあるが面倒なのでインスタントにしてしまった。インスタントもそこそこ美味しい。そして詰まるところ、ネスカフェが一番と見つけた。勿論、異論は多いだろうが、ほんの少しだが芳醇な香りが残っており、苦みだけではない濃くを感じる。まあ、気のせい程度の違いではあるのだが。勿論、私はネスカフェとは何の関係もありません。

 寂聴さんが圧迫骨折と胆嚢癌の闘病中、痛みに耐えかねて神も仏もないと黒柳徹子の電話見舞いに答えたそうだ。「いいんですかそんなことおっしゃって」には「いいのよ、もう」と答えていたようだ。

 ほんとにいいのかねえと思う。確か四十数年前大見得を切って得度された尼僧だったはずなのだが、それにこの十年ほどは数多い説教もされておられたはず、それなのに結局はご都合主義とも聞こえる告白には白けてしまう。凡夫には分からない深い意味があるのだろうか?。俗臭が抜けない感じも受けていたので、本音のようにも聞こえる。

コメント (5)
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