駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

アジア大会サッカー男子韓国に敗れる

2014年09月29日 | スポーツ

                  

 今朝目が覚めたらなんだか身体がふらついた。昨日、好天に恵まれ山小屋で草刈りをして、頑張りすぎたせいだろうか。数年前から年に一二回朝ふらつき感を覚える。医学的にはdizinessといわれるもので、二三時間で自然に軽快してゆくのが常だ。血圧は120/75程度で、頭痛耳鳴りなどはない。自律神経失調の部類に入る異常だが、非常によくある症状の割には容易な検査法はなく、疾患概念ももう一つ明確ではない。まあ、今日は仕事だけにして、おとなしくしていよう。

 アジア大会の男子サッカーを見た。紙一重執念が違った。大島がPKを与えて負けたのだが、僕が敗因ですという反省では不十分だ。敗因は他にある。

 はっきり言って韓国は狡いというか汚いというか、ぎりぎりで反則を逃れるラフプレーをする。それが反則とならないのは、見極める自己コントロールができているからだ。日本の選手は、そのいやらしさというか狡さを感じて、対抗するのだが腹を立ててしまうために自己コントロールが出来ず、やり過ぎて反則になったり、一瞬の遅れを突かれてしまう。

 韓国の猛攻をよく凌いだのだが、紙一重執念で負けていた。俊敏さは身体能力だけでなく判断力も関わっている。怒り、苛立ち、恐れは俊敏さを鈍らせるのを学んで欲しい。勝てる相手だ、オリンピックで雪辱を果たして欲しい。

コメント
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