駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

UKの底力を感じた

2014年09月20日 | 政治経済

                

 スコットランドの独立は住民投票の結果、否決された。スコットランド行政府のサモンド首相は潔く敗北を認め、住民投票の結果を受け入れるよう賛成派に呼びかけた。彼自身はこの結果をひとつの時代の潮目と判断し、新たなリーダーが必要だと11月の党大会での辞任を示唆している。

 何とも潔い対応と身の処し方で、リーダーのあるべき姿を示しているように思う。上に立つ人が優れていると混乱や争いが拡大しないで済むように見える。

 潔さは日本の伝統だったような気もするが、遠い昔の話かもしれない。

 それにしてもこれだけの大きな問題をさしたる混乱もなく投票で決めることの出来る国に敬意を表したい。

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