駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

叩くだけの鞭では

2014年09月12日 | 町医者診言

             

 秋晴れはあってもつかの間、蒸す梅雨末期のような天気がもう一ヶ月以上続いている。患者さん達と一体どうしたお天気でしょうねと言い合っている。

 スポーツ記者がアギーレに手厳しいという記事を読んで連想した。

 もう殆ど使われなくなったが、愛の鞭という言い回しがある。今の時代に、どこかそぐわなくなっている感じがするけれども、教育や指導には有効な手法だ。

  今も鞭のしなる音は盛んに聞こえるが、その殆どは弱り目を叩く愛なき鞭のようだ。気にくわない奴を叩いて、錯覚?の優越感に浸るのは尊敬できる建設的な行為とは思えない。

 アギーレはまだ就任一ヶ月で二試合しかしていない。しかも、二試合目には明らかな進歩が見られる。それなのにスポーツ記者は丁重に扱われなかったからだかなんだかしらないが、やたらと厳しい質問を浴びせる。野村、森、落合・・と挙げればきりがないが、フェアな扱いとは思えない。

 大気が不安定でゲリラ豪雨が思わぬ市町村を襲っているが、世の中が大気に似たのだろうか。まさか、大気が世の中を映しているわけではあるまい

コメント
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