駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

細野氏を担ごうとしたのは誰か

2012年09月08日 | 政治経済

     

 細野環境相が民主党代表戦に立候補しないと表明した。自重ということか?。しかし、これで一件落着ではない。誰と誰が細野氏に立候補を要請したのかを明らかにする必要がある。またその理由も聞きたいものだ。若手有志とか押す空気があったとの報道だけでは不十分だ。政治家というのは有象無象ではないはず、政治的な理念を掲げ政策として具体化することを使命とする人達なのだ。自分の全ての政治行動に責任を持っており、名を伏せることはない。

 議員はスポーツ選手以上に評価の対象になる人達だから、政治記者は評価の材料を事細かに提供して欲しい。当選以来何をしてきたかという軌跡を克明に閲覧できるサイトが必要だ。もしあれば教えてほしい。役職名の羅列は意味が無い、各種法案や社会的な問題への発言と行動の記録を読めば議員の内容程度が判断できる。

 当選回数が異常に物を言い、あいつは態度が良いとか気に食わんなどという評価がまかり通ると聞く永田町の改革なしに日本は危機を脱することはできない。玉石混交としてもインターネット情報はバランスが取れている。飼いならされたマスコミよりは真っ当な政治的判断材料が供給されている。ネットを生かして議員を個々に評価すれば、たとえ蟷螂の斧としても津々浦々となれば力となるだろう。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする