玉川上水の辺りでハナミズキと共に

春は花 夏ほととぎす 秋は月 冬雪さえてすずしかりけり (道元)

*多摩六都科学館

2014年06月23日 | 捨て猫の独り言

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 このところ立夏、小満、芒種のオープンギャラリーの観察会に出ていない。そして展示の切り替えの手伝いもできていない。夏至の展示の切り替えの日である20日の金曜日に久しぶりに鈴木さんに会った。私は自転車に乗ったチビッコ4人をひきつれて公園に行く途中にギャラリーに立ち寄った。鈴木さんに挨拶だけでもしておきたかった。昨年顔なじみになった孫娘を見て鈴木さんは「どう、元気だった」と声をかけてくれた。孫娘は短く「うん」とだけ答えた。作業の邪魔にならないよう早々に立ち去った。

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 そして夏至の観察会は朝からの激しい雨で中止である。しかし晴れたとして、私が観察会に出ていたかどうかはあやしい。なぜなら最近の私の生活は二人の孫娘の生活に寄り添うことを最優先としているからだ。孫とはいえ預った責任は重いものがある。さて雨の日曜日に私は二人を多摩六都科学館に連れ出すことにした。はげしい雨の中を二人の祖母の運転で隣町の科学館まで送ってもらう。夕刻には雨が上がるということで帰りはバスと電車にした。祖母にもホッとする時間が必要だった。

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 途中コンビニで食料を買い込んで到着早々に一階の休憩室に向かった。今は小学2年となった姉と私は昨年も一度来ているので科学館のだいたいの様子はわかっている。私はこの休憩室が気に入っている。大きな窓から雑木林の風景を見ながらゆっくりくつろげる。全154席、お弁当をもちこんで食事ができる。お手洗い、授乳室、水飲み場、自動販売機がある。小平、東村山、清瀬、東久留米、西東京(田無と保谷が合併)が設置した参加体験型の科学館である。この3月で20周年を迎えた。

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 三人で食事を始めたのはちょうど正午で、幸運にも空いたテーブルが一つだけあった。15分ほどの腹ごしらえのあとはいよいよ展示室めぐりだ。地下一階には3つ、二階には2つの展示室がある。世界最大級のプラネタリウムはすでに満席だ。入場料は大人500円、子供200円でこの日は4時間あまりも滞在した。智恵の輪などの不思議なおもちゃが揃ったコーナー、希望する鳥や花や昆虫などの塗り絵のコーナー、軽い木片の積み木の広場、引き出すと無地の魚が着色されて現れるセロハンのマジックなどを体験した。また来たいと二人は言う。サイエンスセンターと呼ぶことにした。

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