8月1日から日本棋院のネット対局「幽玄の間」で、日本のAI囲碁ソフト「DeepZenGo」と全棋士が対局できるようになったことは紹介した。ブしログ「たかお日記」の続報によると一週間が経過して100局以上の対局があり、Zenが負けた碁はたったの4局、勝率は9割5分以上。しかし、よく人間が4局勝ったとも言えるとあった。棋士が競ってAIに挑むという流れは止まりそうもない。
振り返ると今の住居は新築して22年が経っている。これまで買い替えの目安は10年と言われている種々の家電製品をだましだまし使ってきた。目安をはるかに超えて支障が出始めて近年つぎつぎに買い替える事態になっている。その最後を飾るのはエアコンになるようだ。家電製品は年毎のモデルチェンジで、そこまでしなくてもと思うほど新たな機能が盛り込まれる状況でもあるようだ。
そんな中で電気製品ではないが我が家に届いた新しいガス台の便利な機能の一つを、しばらく知らずに過ごしていたということがあった。そんな簡単なことかよと笑われそうだ。それは湯が沸いたら自動的に火が止まるという機能である。やかんに貝殻を入れておくとカタコト音がして沸いたことを知らせるという、かつての知恵は必要ないというわけだ。
これまた笑われそうだ。テレビに字幕放送という機能が付いていることをつい最近知った。自分の聴覚障害を騒ぎ始めてから4年も経ってからである。あるところでテレビに映る字幕を見ても、我が家のテレビにはその機能はないと思い込んでいた。リアルタイム字幕放送(生字幕)にはキーボード入力方式と音声認識方式があるという。字幕は発声の数秒遅れで表示されるが、技術の進歩はその遅れをさらに短縮するに違いない。