玉川上水の辺りでハナミズキと共に

春は花 夏ほととぎす 秋は月 冬雪さえてすずしかりけり (道元)

*小春日和

2009年11月09日 | 捨て猫の独り言

 7日の立冬はそれほど寒くはありませんでした。そして今日は朝から陽射しが贅沢に降り注ぎ私は一人静かに窓辺でガラス越しにしばし日向ぼっこをしています。勤務がない日のありがたさを、しみじみ感じるのもあと5カ月という思いがよぎります。小春日和の庭にはネリネのピンクの花が咲き始めました。気品があります。ヒガンバナ科ですが彼岸花より長い期間咲き続けて楽しませてくれます。それより先に庭で咲いたのは黄色のツワブキの花でした。これは近づくと強い香りを漂わせています。

 昨日の2回目の庭木の整枝、剪定作業のせいで心地よい筋肉痛です。クロガネモチとハナミズキに取りかかりました。前回は樫の並木と柿の木でした。木を出来るだけ低く仕立てるということが今年のテーマでした。二人による共同作業ですが私はこれらの作業ではもっぱら補助的役割を担います。すなわち後始末のゴミ出し作業に励むのです。主役の方はその他にも松の木の前年の葉と今年の葉の一部を摘み取る作業などを行います。

 チェンソーなるものを初めて使うことになりました。価格は思ったより安く8千円です。ソーチェンのスピードを上げた後、ガイドバーの付け根近くを静かに当てて切断します。その間自動的にオイルが補給されます。素人作業は高所での足場の確保が不十分で、あちこち庭木にためらい傷をつけてしまいます。しかしその切断の威力には驚きました。

 人為的に道路沿いの庭木の葉が落とされて陽射しを遮るものが少なくなりました。景色は見違えるようです。それらを松や柘植や紅かなめの緑がいくらか救ってくれています。野球シーズンも終りを告げて私の中のざわめきが一つ消えることになりました。新聞一面に載った松井秀喜のマンハッタン優勝パレードの写真を切り抜きました。そこには普段着姿の方がユニホーム姿より素敵だと思われるほどの松井秀喜が写っていました。

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1 コメント

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松井秀喜のインタビューで感心するのは、絶不調、... (インタビュー)
2009-11-11 16:10:22
松井秀喜のインタビューで感心するのは、絶不調、ケガ養生中、どんな時も不機嫌な顔をせず丁寧に答えていることです。得意の時も浮いた感じはありません。不動心を説教されるより実物が参考になります。
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