彼の地に着いた最初の印象は「ヤッパリ!」と何時もの思いを新たにした。更に「より~」と強調した方が正確だろうか。とりわけ歯並びの美しさは際立つ。家族中の、TVに出現する万人の口元・笑顔が清々しく美しい。
小学6年時、私の前歯の2本の間に僅かな虫歯が出来た。歯科は子供の足で迄小1時間はかかる町にあった。僅かな虫歯ながら両親は親心で私を通院させた。数回の通院で歯は大きく削られ正面2本に金冠が被せられた。学年が進むにつれ口元を恥ずかしく思い始めた私は、サラリーを得て先ず金冠を外した。アレは当時の歯科医の通念?それとも商魂?親の愛情がそう処理された事を今も口惜しく思う。
以来私は歯に関して注意深く少々うるさい。娘の犬歯が歯列を乱し始めた頃、2年がかりで矯正した。きれいな歯並び得たが、社会人になり当人が手抜きして夜間装具をさぼってる内に下の歯列が凹凸し始めた。歯列を重要視する国民性の中にあって、遠からず彼女も自ら修正するだろうと期待している。(Party終了後、周囲にそそのかされた娘が寝ている夫にペテキュアをした)