9月の猛暑も中旬になってやっと30度を切るようになっていたが秋分の日の前日は気温が異常に上昇した。そして翌日は前日の33度近くから一気に10度近く急降下した。東京地方は前線の影響で雷をともなう雨の秋分の日となった。今年の秋の訪れはいつもと異なっていた。その後いつのまにやら庭の木陰に彼岸花が肩を寄せ合って咲き誇っている。
秋分の日を迎える少し前に庭木の剪定があった。梅、松2本、柿、クロガネモチ、サルスベリにとりかかると結構な労力を要する。木々の生命力は旺盛で、繁茂したまま放置することはできない。ところで私が主体的にその作業を始めることはまずない。私は年に一度から二度の剪定作業を見るに見かねて手伝うのが常である。昨年はついにチェーンソーまで購入した。
いまだに私が松の手入れに挑んだことはないが、その基本は春の「みどり摘み」と初冬の「葉むしり(モミアゲ)」だそうだ。今回のむしった松の葉や剪定した枝木はかなりの量になる。市のごみ減量対策課では枝木のリサイクルをやっているとのことだが連絡をしたことはない。燃えるごみの日に出すことになるが、先日は一度には回収できないと断られ三度に分けて2週間がかりで出すはめになった。
完全退職しても生きているかぎりは身の回りにいろいろなことが起るものだと当たり前のことをあらためて感じる。娘たちの日本への一時帰国や父の死などである。秋になるといろいろな公開講座が始まる。参加申し込みをしているものが2つある。オープンギャラリーの鈴木忠司さんが講師をする津田町公民館サタデー講座「玉川上水の再発見」で定員は20名である。2ヶ月かけて行われる5回のうちの2回は市のバスで羽村取水口と多摩湖に出かけるという。それと芥川賞作家平野啓一郎氏を招いて開かれる学習院大学での公開講座である。これは定員300名という。(写真は萩にて)
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