「ジパング俱楽部」への退会届を返送した。私の入会は65歳を過ぎた頃だが、正確な日時は分からない。ジパングのポスターやCMのイメージキャラクターで知られる吉永小百合に、共感を覚えて入会したような気もする。吉永小百合と私はほぼ同じ年の生まれで、本人は東京育ちだが父親は私と同じ鹿児島出身である。そして吉永小百合は日本酒にはめっぽう強いらしい。
また吉永はプロ野球の読売から転向して西武ファンとなり、それは今も続いている。私の方も当時は西武を応援していたが囲碁の高尾九段の影響で今ではロッテに鞍替えした。退会の理由はこれまでジパングの3割引きを活用することなく会費だけを納め続けてきたことに尽きる。
毎月「ジパング俱楽部」と「大人の休日倶楽部」の会員誌が2冊送られてくる。それぞれ内容も充実した会員誌である。遅すぎた決断になったのはこの会員誌のせいかもしれない。いまさら知ってどうなるものでもないが、二つの俱楽部の関係とか、年会費(夫婦会員)はいくらとか知らずに過ごしてきた。年度更新の会員手帳には有効期限は7月末となっている。(2冊の会員誌)
最後の記念にと、俄然この手帳を有効利用する気がモクモクと起きてきた。片道201㎞という縛りがある。まずはコロナの状況次第でセンバツがどんな開催方式になるか気が揉めるが、3月には甲子園を目指すことにする。4月には日帰りの佐原・銚子の旅を考えた。佐原では伊能忠敬の旧宅を訪れる。銚子電鉄で犬吠まで行く。佐原も犬吠も約2時間滞在できる。7月末はまだその先だ。