トマトとキュウリの収穫量は予想以上だった。「接木苗」がこの結果をもたらしたのか。あるいは、苗を植えこむ前にそれぞれ穴を掘り、そこに堆肥と化学肥料を置いたのがよかったのか。さまざまな偶然が重なったのだろう。滞在中孫たちはその収穫を楽しんだ。
ほぼ毎日のように朝採りトマトにかぶりついていたという印象がある。キュウリも大ぶりのものがつぎからつぎとぶら下がり、ピクルスにするやら、キュウリには似合わない薄切りにして乾燥させるやらして、調理にいろいろ苦心していた。
ゴーヤの苗を例年の4個から1個減らした。さすがに緑のカーテンは少しすき間があるなという感じだ。いまのところまだ実りは少ないが、はたしてこれからどうか。まず黄色に熟す前に収穫することが肝要だ。熟すると中の種は甘くて真っ赤なトロミで包まれる。
ありがたいことに放置していても庭に毎年生い茂るのが、「雲南百薬」と「茗荷」だ。ゴーヤは天ぷらにして孫たちに食べさせる。雲南百薬はみそ汁に入れる。雲南百薬を一枚ずつ収穫することを楽しそうにやっていた。